プジョー5008での車両全体防振施工。屋根に効果有り

3列シートのユーティリティが使い勝手良さそうな、プジョー5008です。
昨年は、他車両でスピーカー交換とサブウーハー追加をご依頼いただき、先日は、この車両でのディーラーオプションスピーカーを流用しての音質向上ご依頼をいただきました、地元・沼津市内のお客様からの新たなご依頼です。
走行音がうるさいので、静かにしたい。

「走行音がうるさいので、できるだけ静かな車内にしたい。」
ドアの外鉄板への防振を実施すると、外への音漏れを抑制できるだけでなく、外からの音も制限する効果がありますので、静かな空間になりやすいです。
フロアへの防振施工。
既に、先日のスピーカー取り付け方法見直しの際に、ドア外鉄板への防振は済ませておりますので、フロアなどの防振をご依頼いただきました。
3列シート車両で、フロア面積は相当広いですので、車両下面からの走行ノイズを抑えられれば、相当静かになりそうな予感がします。
防振施工は、板へ直接実施しないと意味がない。
硬い板は、厚さがないと振動してしまいます。
振動してしまう板へ直接防振施工しないと、振動が抑えられず、結果的に防振効果が望めなくなってしまいます。
面倒であっても、板への直接施工は必須です。
効果がありそうと踏んだ、3列目シート下への防振。

最初に着手したのは、3列目シート下への防振材貼り付けです。

3列目の席は、取り外しが可能な座面が平らなシートです。

内装を剥がした下の床材は、叩くとボコボコと音がします。
過去の実績から、防振材はレアルシルトを使用。
過去、「マフラーの音がうるさいので、後席に座る両親からクレームが入る。自分はマフラーの音も聞きたいけど、後席は静かにしたい。」という面白いご希望(もちろん、本人たちは真面目にご希望)があり、後席下のフロア鉄板にのみ防振材を貼って対処したことがありました。
ご両親からは、マフラーの音が抑えられたということで、一定の評価をいただいておりましたので、「効果有り」と社内では評価しておりました。
同じ防振材、積水化学工業製レアルシルトを使用します。

平らな面ではありませんので、形状に合わせてカットしながら貼り付けしています。

内装を元通りに戻せば、見た目は変わりません。
効果としましては、運転席では「少し静かになったかなぁ…」という程度でした。
後ろの席だと変化が判りやすいかもしれませんが、運転席ですと施工位置が遠いせいか変化は感じにくいです。
フロア全体防振の大作業。
サードシート下のみの施工では、まだまだご不満解消されませんので、フロア全体の防振に着手することになりました。

面積は広いながらも、フロアには3列のシートが付いておりますので、シートを外した上、内装を外さないと、鉄板への防振ができません。
時間と手間が掛かりますので、弊社にしては珍しい、複数日程の施工です。
3層構造の防振施工。
鉄板の振動を拘束するための重めな素材を鉄板に貼り、柔らかい素材で音を吸収して、音を通さない素材で室内へノイズが通過しないようにします。
StP製を使用します。

鉄板の振動を拘束するStP Bomb Aero

吸音効果のある吸音断熱シートStP Accent 6

重めなシートで音を抑え込む遮音シートSTP NoiseBlock3
3層構造での施工です。
セカンドシート周りも3層構造。

横に3人しっかり座れるセカンドシートも取り外して、3層構造で防振施工します。
フロアだけでなく、タイヤハウス周りも施工。

3列目シート下にも施工を追加し、タイヤハウス周辺も防振します。
結果的に、床面は1列目シートの足元から3列目シートの後ろまで、横は後タイヤハウスも含めた3列目横まで、室内の下回りはすべて防振施工を実施したことになります。
フロア全体の防振施工の効果は?
大きな施工内容ではありますが、効果としましては、運転席では「少し変わったには変わったけど、期待したほどではない」という印象です。
段差を乗り越えた時などの突き上げ音を軽減したいというのが最大の目的だそうですが、まだまだ目的には及ばないように感じます。
一旦ここまでの施工で車をお使いいただいて、車をご使用になられる方々に効果を感じてもらうことも含めて、少し時間を置くことにしました。
さらに屋根とボンネットとバルクヘッドへの防振施工。
少し時間を置いた後、追加をご依頼くださいました。
屋根とボンネットとバルクヘッド(エンジンルームと室内を隔てる隔壁)への防振施工追加です。
流石にもうこれ以上は追加する箇所がありませんので、最終仕様になることでしょう。
ボンネットのエンジン音低減施工。

ボンネットは既にお客様が着手されていて、「あまり効果が感じられない」とのことでした。
ボンネットへは、防振材と遮音材を追加します。

防振材は、フロアで使用した3層構造の一部、鉄板振動拘束効果があるStP BombAero

ボンネットからのエンジン音低減に効果があると思われる、ボンネット専用断熱遮音シートStP HoodSolution10

2つの素材を貼り付け追加した後、ボンネットカバーを装着すると、見た目は施工前と変わりません。
バルクヘッドの施工は、残念ながら半分に。

エンジンルームと室内の隔壁への防振施工は、エンジンノイズ低減に効果があると思えましたが、施工するのにワイパーを外す必要がある上、ワイパーが頑張っても外れませんでした。
仕方なく、ワイパーが外れなくても外せる樹脂カバーを外して施工可能な助手席側のみの施工です。

効果がありそうなので、鉄板部分は、積水化学工業製レアルシルトをできるだけ貼り込みます。

貼り込み後、樹脂カバーを取り付けすると、見た目は施工前と変わりません。
ボンネットとハルクヘッド施工後、効果の程は、アイドリングではほぼ判りません。
恐らく、ゆっくり走った程度でも分からないでしょうから、走行状態などの評価はオーナー様にお任せします。
一番大きな面積、ルーフに着手。

ルーフは一番大きな平らな面積を持っておりますので、一番効果が出るかもしれません。
大きな面積のサンルーフがありますので、屋根全体を施工する訳にはいきませんが、可能な範囲を実施します。

屋根内装を取り外すには、ピラーの内装を外す必要があります。
ピラーを取り外したのであれば、ピラー部分へも防振材を貼ります。

屋根内装を取り外しました。
施工可能範囲は、サンルーフを避けた範囲です。

二重構造になっている箇所の奥側へも、薄いレアルシルトを貼ります。

サンルーフより後方の比較的平らな部分は、防振と吸音の効果がある、積水化学工業製レアルシルトアブソーブを貼ります。

サンルーフの横や前は、細長い面積部分しかありませんが、可能な限り、貼れるものを貼ります。

ルーフの防振施工が終わり、屋根内装とピラーを取り付けすれば、見た目は施工前と変わりません。
ルーフ施工後、室内に座ると、なんだか雰囲気が違います。
エンジンを掛けて、音楽を聴いてみますと、なんだか音が良くなった感じがします。
室内のノイズが低減したのか、スピーカーからの細かい音が届きやすくなり、表現力が高まったのではないかと推測します。
運転してもらって、後席での音を確認。
施工途中では、運転席での振動確認しかできませんでしたが、オーナー様のご好意で、運転してもらって後席での音を確認しました。
最初のノイズレベルを確認していませんでしたので、ビフォー&アフターは実感できていませんが、少しは効果があるのは分かりましたので、少し安心しました。
お客様からのご感想で、効果を実感。
施工完了後、お客様からのご感想などをいただきました。
Q:当店へご依頼される前、どんなことをお考えでしたか?何にお困り、お悩みでしたか?

A:新車購入時よりロードノイズ、タイヤの突き上げ音が気になり、ディーラーに相談したが解決策がなく、何とかノイスレベルを下げたかった。
Q:実際にご依頼いただいて、いかがですか?(できるだけ具体的に教えてください。)

A:細かなロードノイズは消え去り快適になった。特に高速で効果が有る。後席の家族から苦情が来なくなった。
沼津市内のO様、ご依頼ありがとうございました。
車内を静かにしたり、音質を向上するなら、ご相談ください。
走行ノイズにつきましては、やはり走った状態での確認が必要ですが、効果は実感いただけるようです。
音質向上につきましては、ルーフの防振施工が効果あります。
車内を静かにしたり、オーディオの音質を向上させるなら、まずはご相談ください。
ご相談などは、お電話(055−952−3236)またはお問い合わせフォームからどうぞ。
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