クルマは操作によって走ります。
走る、止まる、曲がるについては、運転手の操作によるものです。
実は、操作の良し悪しで燃費も変わりますし、同乗者の車酔いにも少なからず影響します。
「急」がつく操作、急加速・急減速・急ハンドルをすると、エンジンは余計にガソリンなどの燃料を消費しますし、ブレーキもタイヤも消耗しやすくなります。
また、曲がる際はタイヤ自体の性能が大きく影響しますが、操作方法によっても限界性能は変わります。

こんな話は、車雑誌に限らず、JAFから毎月送られてくる冊子や車のカタログなどにも記載されており、目にすることも多いことでしょう。
しかし、そのように話を見たり聞いたりして、「やってみよう!」と思ったり実践しようとしても、トレーニングの場がない限りは、どのようにしたら良いのか分かりません。

そこで、自分の走りを可視化するシステム「Gモニター」を開発、製造しました。
これをカーナビなどのテレビ画面に接続するだけ。
動くと色が変わる玉の動きと色で、どのような操作をしているかが、一目瞭然になるのです。

玉が中心に近い状態だと、車両に掛かっている力が小さいことを示しています。
逆に、中心より遠い状態だと、大きな力が掛かっていると言えます。
また、玉の動きが激しいと、車はギクシャクした動きになっています。
力が大きい状態でも、玉の動きがスムースだと、それほど不快に感じません。

これを使って、普段の運転もトレーニングの場にできるのです。
真面目に取り組めば、1か月後には「あれ?運転がスムースになった」と同乗者に気が付かれるはずです。
また、サーキットを走られる方にもオススメです。
玉の動きが激しいと、タイヤに掛かっている力は一定ではありませんので、コーナリングの限界も低くなってしまいます。
コーナリングスピードを上げるトレーニング方法としては、「一定の強い力を示しているコーナリングをできるように練習」が挙げられます。
某マンガでは、「ドリンクホルダーに置いた紙コップの中に水をいれて、これがこぼれないように運転」なんてことを書いていますが、あれは比喩的表現で、実際にはバシャバシャこぼれまくります。
これは「やった人」なら皆知っていることで現実的ではありません。
しかし、理屈・理論としては大正解の王道です。
水をこぼさずに、力(=コーナリングフォース)の掛かり方が分かるのです。
「Gモニター」には、ビデオ出力を2系統用意しておりますので、画面に映しながら録画することも可能です。
若干機材は必要かもしれませんが、走行中のビデオ撮影の中にGモニターの画面を映しこんだり、アイデア次第でトレーニングの幅は広がります。

ちなみにバスやタクシーなど2種免許の試験では、0.3Gを超えると失格なのだそうです。
バスやタクシーの会社様のトレーニングでも有効なアイテムです。

価格は8%消費税込みで46080円です。