多種多様な種類が存在するカーナビですが、新車を購入する際にディーラーで「安いのでイイや」という選び方していませんか?
「もちろんオーディオ一体型のカーナビなんか要らない、スマホのナビで十分」という方もおられるようですし、少し物足りないならポータブルナビという選択肢もあります。
どのナビでも、行き先を設定すれば、レベルの差こそありますが、目的地まで案内してくれます。
しかし、年中ナビの道案内のお世話になっている方なんて、ほとんどいないのでは?
ナビを買う・使うと言っても、実際に使用しているのは、オーディオ機能がほとんどです。
スマホナビやポータブルナビをお使いの方は、当然オーディオを使っていますよね?
「何かの時に困らないようにナビが欲しい」というのが正確なところではないでしょうか。
または、「クルマでテレビが見たいけど、いろいろ考えると一体型ナビの方が結果的にお買い得」というパターンではないですか?
もちろん、「渋滞情報を積極的に利用して、できるだけ早く目的地に到着したい」というニーズがあることも否定しません。
それはそれで大事です。
上記のような、ナビに対しての明確なニーズがある場合を除くと、驚くほど無頓着に選ばれている「純正ナビ」。
現在では「T-connest」や「インターナビ」など、インターネットを使用した渋滞情報を利用できるサービスも純正で存在しますが、そう考えると市販ナビのメリットはどこにあるのでしょうか?
地図の見易さは慣れの問題もありますが、まずは液晶パネルをはじめとする部品類のクオリティが違います。
まずは液晶画面。この差は紙のカタログでは絶対分かりません。
画素が細かいだけでなく、タッチパネルも違いますので、市販ナビを使っていると純正ナビの「1枚多い透明膜」が結構気になります。
次に設定の細かさ。
「かゆいところに手が届くような設定」なんてのは、誰にでも使えるようにあらゆることを簡易にした純正ナビではありえません。
さらに、内蔵しているオーディオの違い、これが大きいです。
カンタンに乱暴な言い方で言えば、「純正ナビは音が悪いものが多い」。
もちろん市販ナビでも音質が悪いものも存在しますが、ディーラーオプションを含むメーカー系ナビは、どうしても市販ナビの最新型から1世代から2世代遅れた商品にならざるを得ないことと、コスト制約が市販品より厳しいので、高級な部品が使えないのです。
もし価格が同じであれば、純正ナビと市販ナビでは内容が大きく変わります。
新車購入時やナビご検討の際には、一度市販ナビを見てみてはいかがでしょうか?
ご来店くだされば、実物でご説明などなどいたします。