ステップワゴン(RF)音質向上スピーカー取付見直し他

以前からご依頼くださっておられるお客様からのご相談で、既存のサウンドシャキットの調子が悪く、それに代わる物をご提案いたしました。併せて、過去実施しましたスピーカーの取付見直しを実施し、「純正デッキを活かして、オーディオの(音の)グレードアップを図りたいと思っていたので、期待以上でした。今回のプロセッサーも細かく、オーダーメイドの音づくりをして頂き、とても満足です。」と嬉しいご感想をいただけた施工事例をご紹介します。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加を実施した、ホンダステップワゴン(RF型)

ホンダステップワゴン(RF型)です。

10年以上前から弊社へ諸々ご依頼くださっておられる、ヘビーユーザー様の車両です。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加前の、ホンダステップワゴン(RF型)オーディオ全景

10数年前に、弊社へ最初にご依頼くださった内容は、サウンドサイエンス製サウンドシャキットスピーカーの取り付けです。

スピーカーにつきましては、ドアスピーカー交換の他、写真からもお分かりいただけるように、Aピラーにスピーカー2個付いている、ステップワゴン専用3way化スピーカー(記憶が正しければ、ビートソニック製)をご依頼いただいております。

当時は、デッドニングもお勧めしておりました。

現在は、経年劣化などの懸念と、デッドニング不要の手法を取り入れていることで、積極的にはお勧めしておりません。

サウンドシャキット、不調。
付け替えついでに、より良い音にしたい。

「たまに音が出なくなる。」不具合発生についてのご連絡をいただき、原因究明をしましたところ、サウンドシャキットの経年劣化が原因でした。

「サウンドシャキットに代わる他のものに付け替えしたい。
他に何か音が良くなることがあれば、一緒にお願いしたい。」

とのご依頼をいただきました。

サウンドシャキット発売当時は、画期的な商品でしたが、現在はパソコンをつなぐことで、詳細なイコライザーやタイムアライメントなども調整可能「プロセッサー内蔵アンプ」が数多く存在します。

Bewith製プロセッサー内蔵アンプPLUG&PLAY640

調整機能もさることながら、付けるだけでも音質向上する、国内最高峰カーオーディオメーカーBewithPLUG&PLAY640へ付け替えすることになりました。

「他のオーディオ音質向上手法」につきましては、10年前の当時から、より良い音に施工可能な内容がありますので、スピーカー機種はそのまま「スピーカー取付方法見直しによるオーディオ音質向上」を実施します。

スピーカー取付方法見直しによるオーディオ音質向上施工。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加前の、ホンダステップワゴン(RF型)ドア

サウンドシャキットからPLUG&PLAY640への付け替えの前に、スピーカー取付方法見直しによるオーディオ音質向上施工を実施します。

「他社でスピーカー交換したものの、思ったより音が良くなっていない。

という方にも、お勧めの施工です。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加前の、ホンダステップワゴン(RF型)ドア内装取り外し後

ドア内装を取り外すと、当時のスピーカー交換施工の状態が見えます。

当時、数多くお勧めしておりました、デッドニングも実施しています。

防振効果が高い新幹線700系の防振材と同じ、積水化学工業製レアルシルトを使用しています。(新幹線のものには、着色や印刷が無いそうです。)

昔の弊社施工と現在の他社施工と、ほぼ同じ内容。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加前の、ホンダステップワゴン(RF型)ドアスピーカー

当時のスピーカー施工状態です。

現在の弊社でのスピーカー交換施工後とは異なりますが、現在他社で実施しておりますスピーカー交換施工内容と同じです。

スポンジリングだけでも音質向上効果有り。
スポンジの材質を変更することで、内装からの不要な音を防止。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加前の、ホンダステップワゴン(RF型)ドアスピーカースポンジリング

取り付けしてあるスピーカーを取り外して、スピーカー固定台座から施工をやり直します。

内装とスピーカーの間にある隙間を埋めるために追加したスポンジリングを剥がします。

音質向上効果はゼロではありません(実験による効果検証済)が、現在弊社の施工で使用しているものとは性能が大きく異なります。

単なるスポンジですと、空気が若干通りますので、スピーカーの音が内装内にも入りやすくなります。

現在使用しております材料では、内装とスピーカーの隙間をしっかり埋めやすくなっており、内装内への音漏れも無い(または少ない)ため、内装の不要なビビリ音などが発生しにくいです。

デッドニングの効果のひとつは、空気を通さないスポンジ材で実現します。

デッドニングの経年劣化。
雨漏れも想定。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加前の、ホンダステップワゴン(RF型)ドアデッドニング剥がれ箇所

デッドニング施工箇所を確認します。

車内の温度変化(夏から冬までで、地域によっては100°C近い温度差)によって、熱膨張率が異なる材質同士の接着が剝がれやすくなります。

施工箇所によっては、デッドニングに使用している防振材そのものが内部的に剥がれますし、ドア鉄板と防振材の間も剥がれます。

剥がれる位置によっては、雨漏れも想定されます。

デッドニングは、経年劣化によって、車両の機能が落ちてしまう施工と認識し、弊社ではお勧めしないことにしています。
(年に一度程度のメンテナンスにご来店いただける方を除きます。)

スピーカーと固定台座の間にもスポンジ。
スピーカー背面からの音漏れを防止して、より純度の高い音に。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加前の、ホンダステップワゴン(RF型)ドアスピーカー背面

スピーカーとドア内装の間にスポンジを追加施工していましたが、スピーカーと固定台座の間にもスポンジを挟んでいます。

もちろん、音質向上する内容ではありますが、現在使用している素材の方が、スピーカー背面からの音を表面に漏らさない性能が高いため、より純度が高い音になりやすい効果があります。

音波拡散材で、スピーカー振動板の動きを自然に。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加前の、ホンダステップワゴン(RF型)ドアスピーカー木製固定台座

スピーカー背面奥のドア鉄板へは、音波拡散材(積水化学工業製レアルシルトディフュージョン)を貼り付けしています。

スピーカー背面から発生する逆位相の音が、ドア鉄板で反射され、スピーカーに到達することで、スピーカー振動板の動きを邪魔してしまいます。

音波拡散材は、振動板に自然な動きをさせるため、スピーカー背面から発生する音を拡散し、スピーカー背面に戻りにくくしています。

主にボーカル帯域を中心とした音に改善が見られる施工です。

スピーカー固定台座を木製から鉄製へ。
劇的に音質向上するアイテム。

ホンダステップワゴン(RF型)用ドアスピーカー木製固定台座と鉄製固定台座

スピーカー固定台座木製(左)から鉄製(右)へ変更します。

木製台座に比較して、重く硬い鉄製台座へ変更することで、スピーカーから発する振動を空気振動(=音)に変換する効率が向上し、音のハッキリ感やリアル感向上を実現します。

スピーカー交換当時は鉄製台座が登場する前でしたので、採用はあり得ませんでしたが、鉄製台座の音質向上状態を実験で確認してみましたところ、「今後はすべて鉄製台座を使用」と決定させるほどの音質向上効果でした。

硬く重い鉄製台座を、ガッチリとドアへ固定することで、もっと表現力が高い音に。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加中の、ホンダステップワゴン(RF型)ドアスピーカー鉄製固定台座

重く硬い鉄製台座を車両に固定してからスピーカーを取り付けします。

工具を使用して、表と裏からガッチリとドアへ固定することで、振動の反力が増し細かい音も再生しやすくなります。

細かい音が耳に届くことで、表現力の高い音になります。

スピーカーと固定台座の間の隙間を徹底排除して、純度の高い音に。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加中の、ホンダステップワゴン(RF型)ドアスピーカー背面

スピーカーと固定台座の間は、ほんの少しではありますが、隙間が空いています。

硬いものと硬いものが接触していますので、表面粗度にもよりますが、多かれ少なかれ、隙間は発生します。

隙間が空いているということは、空気の流通があるため、音もスピーカーの表と裏を行き来します。

スピーカー背面からの音は表面の音に悪影響を与えますので、スピーカーと台座の間を「空気を通さないスポンジ材」で塞ぎます。

スピーカー裏面からの音を排除することで、純度の高い音になります。

スピーカーとドア内装との間の隙間も排除。
不快なドア内装の鳴きを抑制。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加後の、ホンダステップワゴン(RF型)ドアスピーカー

スピーカーとドア内装の間にも隙間があります。

隙間によってドア内装内へ音が侵入することで、ドア内装が不要に振動して、ドア内装から不快な鳴きやビビり音が発生します。

スピーカーとドア内装の間にある隙間を「空気を通さないスポンジ材」で無くします。

不快なドア内装の鳴きやビビり音が無くなることで、スッキリした音になります。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加後の、ホンダステップワゴン(RF型)ドア

ドアスピーカー取り付け方法見直し後のドアです。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加後の、ホンダステップワゴン(RF型)オーディオ全景

見た目は一切変わりませんが、スピーカー自体を変更していないのにも関わらず、音質は大きく向上しています。

全体的にクリアでシャープリアル感のある音に変わりました。

ホンダステップワゴン(RF型)でのスピーカー取付方法見直し前後の聴き比べ動画です。

プロセッサー内蔵アンプへ付け替え。

ホンダステップワゴン(RF型)用プロセッサー内蔵アンプ

ステップワゴンの純正ハーネスを加工せずにプロセッサー内蔵アンプを取り付けできるよう、専用ハーネスを製造して取り付けします。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加中の、ホンダステップワゴン(RF型)オーディオ周辺

純正オーディオデッキ周りだけでなく、専用ハーネスを通す周辺部分も外して施工します。

手間は掛かりますものの、ハーネスを無理せず通せるため、後々の動作不具合を防止する上、違和感ない仕上がりになります。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加中の、ホンダステップワゴン(RF型)助手席下

プロセッサー内蔵アンプは、助手席下へ設置します。

邪魔にならず、パソコンでの調整の際にも、ケーブルを接続しやすい位置です。

パソコン接続での調整も実施。

音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加中の、ホンダステップワゴン(RF型)パソコン接続での調整

パソコン接続での音の詳細調整もご希望されましたので、通常お聴きになられる曲に合わせ、調整を実施しました。

ある程度調整が終了した後、お客様と一緒に聴きながら、微調整を実施します。

プロセッサー内蔵アンプ追加で、良好なアンプでの増幅による音の厚みが増え、よりお好みの音にできます。

お客様から、ご感想などをいただきました。

Q1:当店へご依頼される前に、どんなことをお考えでしたか?何にお困り、お悩みでしたか?

ホンダステップワゴン(RF型)でのスピーカー交換後の音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加前のお悩み

A1:サウンドシャキットの不調から、それに代わる物を探して頂いた。

Q2:何がきっかけで当店を知りましたか?(インターネットの場合は、検索ワードをご記入ください)

ホンダステップワゴン(RF型)でのスピーカー交換後の音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加ご依頼のきっかけ

A2:サウンドシャキットの取付でネットを調べました。

Q3:当店を知って、すぐご依頼いただけましたか?しなかったとしたら、どんな不安がありましたか?

ホンダステップワゴン(RF型)でのスピーカー交換後の音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加ご依頼のタイミング

A3:お近くという事もあり、すぐに伺いました。

Q4:量販店を含む他店があるにも関わらず、何が決め手となって、当店へご依頼いただけましたか?

ホンダステップワゴン(RF型)でのスピーカー交換後の音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加ご依頼の決め手

A4:お近く(校区内)である事。サウンドシャキット取付を行って頂けるお店であった事など。

Q5:実際にご依頼いただいて、音などはいかがですか?(出来るだけ具体的に教えてください)

ホンダステップワゴン(RF型)でのスピーカー交換後の音質向上目的のスピーカー取付方法見直しとプロセッサー内蔵アンプ追加後のご感想

A5:純正デッキを活かして、オーディオの(音の)グレードアップを図りたいと思っていたので、期待以上でした。今回のプロセッサーも細かく、オーダーメイドの音づくりをして頂き、とても満足です。

静岡県沼津市からお越しの川口様、ご依頼ありがとうございました。

ステップワゴンでのオーディオ音質向上、ご相談から承ります。

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