カングー最新純正デッキ交換後も音悪い?スピーカー対応
便利でオシャレな外観からか、ミニバンからの乗り換え組が多い、ルノー・カングーです。
3ナンバーサイズになってから、マイナーチェンジを既に数回実施しています。
ヘッドライト周りを中心とした見た目の変化以外に、細かい点もバージョンアップしています。
オーディオデッキを純正最新型に交換後も、音は気に入らない。
オーディオ周辺ですと、CDデッキが変わりました。
既に他店様で、最新CDデッキに付け替えされておられるようです。
配線形状が変更になっているそうで、配線改造をしてあるようです。
純正デッキを最新型に替えても、音はご希望にそぐわなかったそうで、スピーカー交換をご依頼いただきました。
「あまり金額を掛けずに音を良くしたい。
カングーフェーズ2に取り付けをしたことがあるショップが良い。」
という思いがおありだったようです。
観光バス用か、ドア内装へご自身で折り畳み式ドリンクホルダーを追加されておられました。
カングーでのスピーカー交換の通常は純正と同じ13cm径
純正スピーカーは13cm程度のサイズで、ディーラーオプションを含む通常のスピーカー交換では、同じ13cmサイズでの交換になるようです。
残念ながら、ディーラーオプションを含む純正13cmサイズでのスピーカー交換では、音質向上効果が薄かったり無かったりすることが多いようです。
弊社では、若干の加工を施すことによって、大口径16cmサイズスピーカーを取り付けしています。
大口径スピーカーに付け替えするメリットは大きい
サイズが大きくなることによって、低音の出方が大きく変わります。
CDデッキの音調整で低音を多めに出してもボコボコしていた低音が、ビシッとした低音になります。
音質良好な、日本国内入手不可のクラリオン製海外モデルを採用
弊社でオススメしております16cmサイズのスピーカーは、クラリオン製北米専売モデルSRQ1623Sです。
弊社で独自に輸入しているものですので、日本国内では入手不可です。
低音がビシッと力強く出るだけでなく、高音もキレイに響きます。
ボーカルや楽器の音も、かなりリアルな感じになります。
弊社デモカーにてご試聴、出てくる音をご確認の上、ご依頼いただいております。
スピーカー交換作業開始
交換作業開始です。
純正スピーカーはドア内にあり、13cm径です。
小さめのサイズとドア構造から、ポコポコとしてボンヤリとした音です。
設定で、低音を増やしても、「ポコポコ」が「ボコボコ」に変わるだけです。
高音を増やしても、キレイには響きませんし、高いところまで伸びません。
「あ、高音が増えたかな?」という程度の印象です。
ドア内の純正スピーカー取り付け台座を加工して、16cm径スピーカーが取り付けします。
スピーカーとドア内装との間に音が入り込むと、内装がビビる原因となりますので、隙間塞ぎ用特殊スポンジ状シートを追加しています。
木材の専用台座を作成しない理由は、永く安心して使ってもらうため。
木材で切り出した台座を作らないのは、樹脂の方が経年変化に強いからです。
MDFと言われる木の粉を接着剤で固めた材料を使用されることが多いですが、木材であるが故に、水分に弱いです。
塗装してあっても、スピーカーを固定しているネジ穴から水分が入ってしまいます。
水分を吸収すると膨張し、乾燥すると収縮します。
膨張と収縮を繰り返すと、中身がスカスカになって、固定が緩くなります。
固定が緩くなると、音質を向上させる効果は半減します。
「年に一度、メンテナンスでいらしてください。」と言われるのは、経年変化のチェックとネジの増し締めが必要だからです。
経年変化に強ければ、年に一度のメンテナンスも不要です。
今回は豊橋(片道200km前後)からお見えですが、遠方の方でも安心です。
純正台座を加工してありますが、乗り換え時などでも純正スピーカーに戻すことも可能にしております。
ツイーターは純正っぽい位置に追加加工取り付け
交換するスピーカーSRQ1623Sには、高音専用スピーカー(ツィーター)が付いています。
ドアミラー内側の内装パネルには、丸く溝が付いていて、いかにも「ここに付けてください!」と言っているようです。
ダッシュボード上には純正位置もありますが、位置が奥まっていて音が届きにくいため、直接見える位置・ドアミラー内側内装へ固定した方が、音質的には良好になりやすいです。
丸い部分を丸く加工して、ツィーターを埋め込みます。
スピーカー交換作業完了
出来上がりました。
音は格段に良好になっています。
- 低音はボンヤリせず、力強く出てくれます。
- 高音もキレイに伸びています。
- ボーカルや楽器がリアルになっているおかげで、「音を聞く」ではなく「音楽を聴いている」感じです。
「思っていたよりも最終的なコストは掛かってしまったが、他機種との聴きくらべたことで、このくらいの出費は当然だとわかった。何度もメールでやり取りさせていただき、こちらの希望を聞いたうえでの提案なので納得がいきました。」
とご感想もいただきました。
カングーでの音を良くするスピーカー交換は、弊社へお任せください。
お問い合わせやご依頼は、お電話(055-952-3236)またはお問い合わせフォームからどうぞ。
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