30アルファードMOP&JBL付車のボンヤリ音対策

純正メーカーオプションナビとJBL製オーディオが装備された30系アルファード後期型

後期型になり、ますます人気のアルファード(30系)です。

メーカーオプションナビJBL製オーディオの音が納得いかない!

30系アルファードJBL&MOPナビ付車ドア

メーカーオプションナビを装着すると、JBL社製オーディオが標準装備されます。

JBLが付いている車両のオーナー様から、「70万円も追加で払っているのに、この音では納得いかない。なんとかしてほしい。」とのご依頼が弊社へ多数お寄せいただいております。

今回お見えのオーナー様も、「どうにも音がボンヤリしていてダメ」とのことで、ご相談にご来店くださいました。

他にレクサスのマークレビンソン付車もお持ちで、「マークレビンソンは全然問題ない。」だそうです。

単純に、トヨタとレクサスの考え方の違いなのかもしれませんが、アルファードは高価な車両ですし、ナビやオーディオの追加金額も決して安くはありません。

我々オーディオを生業としている者にとっては、追加金額をいただいて「音が悪い」のは、死活問題です。

30系アルファード&ヴェルファイアでの音質向上施工

弊社では、数多くの30系アルファードと兄弟車種ヴェルファイアのJBL付車について、音質向上施工をしてきました。
30系アルファードとヴェルファイアの施工例を見る

経験を活かし、ご不満点からお勧め内容をご案内します。

不満点からのお勧め施工内容ご案内

30系アルファードJBL&MOPナビ付車ドア内装取り外し純正スピーカー

使い方やご不満点をお伺いしましたところ、以下2点の施工をお勧めしました。

  • スピーカー交換
  • サブウーハー追加

スピーカーは、弊社で独自輸入している、クラリオン製カナダ専売モデルSRQ1623S
サブウーハーは助手席足元下に装着可能なコンパクトサイズのパイオニア・カロッツェリアTS-WX130DAに決定です。

サブウーハーの在庫が無かったため、後日取り付けしました。

弊社での取り付け作業概要

取り付け作業は、通常は朝9時から行います。

内容としましては、朝から夕方までの作業ですので、「日帰り作業」が可能です。

遠方の方でも、作業のための宿泊は不要です。

早めにいらしてもらって、早めに作業開始すれば、早めにお帰りにもなれます。

遠くの方は、帰りの渋滞をなるべく避ける効果もあるかもしれません。

早めに車両をお預けになり、遅めの朝食を沼津港で食べるのも、良い選択だと思います。

ちなみに弊社から沼津港までは、徒歩10~15分、車(代車使用可能)で3~5分ですので、とても近いです。

スピーカー固定台座について

ドアスピーカーを取り付け固定するには、車種専用固定台座が必要です。

スピーカー固定台座は、オーディオショップでは、木材や木材の粉を接着剤で固めたMDFと呼ばれる材料を切り出して作成することが多いようですが、弊社では基本的にオススメしておりません。

理由は3つあります。

  • なるべく硬い材質を使用した方が、音は良好になりやすいので、木材ではなく金属製を使用
  • 木材(特にMDF)は、水分に対しての経年変化に弱い
  • 木製台座を作成する手間で高価になりやすいのと、塗装工程のために当日仕上がりが不可

なるべく硬い材質を採用した方が、音は良好になる

弊社デモカーでの実験では、より硬い材質で台座を作成した方が、音がボンヤリしにくいという結果が出ています。

硬い材質であれば、より強固に締め付けでき、音もハッキリしやすくなります。

木材より金属の方が硬いですし、アルミニウムよりも鉄の方が硬いので、弊社では基本的に鉄製を採用しています。

木材は、水分に対しての経年変化に弱い

木材では、雨天時などの水分を吸って晴天時などに乾燥して、膨張収縮を繰り返すことによって、中がスカスカになってしまい、台座としての役割を果たせなくなってしまいます。

作成時に塗装してあっても、ネジ穴から水分は侵入しますので、年に一度のメンテナンスが欠かせません。

年に一度お見えになってくだされば問題ありませんが、遠方からですと大変です。

木製台座作成による、金銭的&時間的デメリット

木製台座を作成するのには、いくつかの工程を経ます。

  • 取付可能寸法測定と台座形状写し取り
  • 切削による作成
  • 塗装と乾燥

手間が掛かりますので工賃も上乗せされ、高価になりやすいです。

防水のための塗装もありますので、乾燥時間を考慮すると、その日のうちには終わりません

金額が高くて、時間が掛かって、音が劣るのでは、弊社からお勧めする意味はありません。

弊社では、鉄製台座をお勧めしております。

30系アルファードJBL&MOPナビ付車に使用した鉄製スピーカー固定台座

音質面・金銭面・時間面・経年変化面など、木製台座のデメリットは多いですが、鉄製台座であれば、デメリットすべてを解消して良好になります。

木製台座作成の手間を考えますと、1セット2~3万円は当然かと思われますが、鉄製台座は税別1万円程度です。

スピーカー取り付け作業開始

30系JBL&MOPナビ付車でのスピーカー交換後

鉄製台座を使用して、スピーカーを取り付けします。

スピーカーと内装の間に隙間がありますと、内装からビビり音やボコボコ音が出ます。

スポンジ状素材で、隙間を埋めます。

澄んだ音を出させるには、ツィーターはAピラー直後へ固定がベスト

30系アルファードJBL&MOPナビ付車でのツィーター追加Aピラー直後

高音専用スピーカー(ツィーター)は、音を出して位置を検討した結果、Aピラー直後の三角窓内側がベターでした。

音質もさることながら、奥行き感と拡がり感が良好です。

乗り換え時などに純正に戻したいというニーズにも、容易に対応可能で、固定部分は新品使用で片側2000円程度(2018年調べ)です。

アンプ内蔵サブウーハーは、助手席下へ

30系アルファードJBL&MOPナビ付車アンプ内蔵サブウーハー追加

ガソリン車であれば、運転席下および助手席下に若干のスペースがあり、ここへコンパクトタイプのサブウーハーなら入れることが可能です。
(ハイブリッド車は2列目足元への設置が多いです。)

コンパクトタイプの中でもリーズナブルで、一番低い低音が出やすい、パイオニア・カロッツェリア製TS-WX130DAを採用しています。

低音は交換したスピーカーに合った量感で、不足している低音を補填してバランス良く出ます。

多め・厚めの低音をご希望されるようでしたら、キッカー製HS8でも取付可能です。

サブウーハーの電源ケーブルは、バッテリーから直接供給

アンプ内蔵サブウーハーの内蔵アンプも昨今デジタル化されていて、消費電力は少なくて済む傾向になってきました。

取り付け説明書上では、「オーディオデッキ裏から電源を取得できる」と記載されております。
(できればバッテリーに繋いだ方が良い、とも匂わせた記述ではありますが…)

30系アルファードJBL&MOPナビ付車サブウーハ電源をバッテリーに直接接続

安定した動作と良質な音を考慮すると、オーディオデッキ裏ではなく、バッテリーへの直接接続がベターです。

弊社では、コンパクトタイプのアンプ内蔵サブウーハーでも、バッテリーに直接接続します。

エンジンの熱や経年変化の対策も実施して、パッと見のイジった感もなるべく無いようにしています。

出来上がりの音はいかが?

取付完了です。
音はいかがでしょうか?

純正のボンヤリした音が無くなり、気持ちよくシャープな澄んだ音に変わっています。

低音から高音までバランス良く音が出るだけでなく、楽器やボーカルもリアルな感じになりました。

まだ付けてもらってすぐ1回聴いただけですが、予想以上で大満足です!

「まだ付けてもらってすぐ1回聴いただけですが、予想以上で大満足です!」

嬉しいご感想をいただきました。

30系アルファードやヴェルファイアの音、ご不満な音は弊社で対策可能です。

メーカーオプションナビ付車でも、JBLオーディオ付車でも、お任せください。

音が良くなったその先もご用意

音が良くなっても、時間経過によって音に慣れてしまうと、より良くしたいという欲求が発生する方がおられます。

次のメニューもご用意しております。

30系アルファードJBL&MOPナビ付車純正位置へスコーカー追加

追加メニューとしましては、見えない位置へのアンプ追加もございますが、純正位置へ中音専用スピーカー(スコーカー)を追加して、ボーカル帯域を中心とした音を厚くする内容もご用意しております。

弊社でオリジナル鉄製台座を製造しておりますので、固定も音の効果もバッチリです。

試聴実験した上での追加ご依頼も可能です。

アルファードでの施工例をもっと見る

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