アウディA4へクラリオンフルデジタルサウンド取り付け
先日、マツダ・デミオ(DE型)にてダイヤトーンスピーカーの取り外しをご依頼いただいたお客様が、次にお乗り換えされた車両でご来店くださいました。
アウディA4です。
前車から取り外したスピーカーを取り付けするための下見
ご主人が乗られていた車両だそうで、ご主人が新しい新車にお乗り換えされたので、アウディに乗ることになったそうです。
ちょっと、いやだいぶ羨ましいです。
取り外したスピーカーを取り付けするには、車両に合わせた台座が必要なので、ドア内装を取り外して形状と寸法の確認を行います。
やはり国産車とは大きく異なります。
構造や寸法も独自の内容なので、アウディ用で作る必要がありそうです。
デモカー試聴で「どんでん返し」!?
おおよその内容が把握できたところで、弊社デモカーをご試聴くださることに。
聴いてみると、デモカーの1台・三菱i-MiEVの音がお気に召されたようです。
クラリオン製フルデジタルサウンドが付いております。
クラリオン製フルデジタルサウンドのメリットは音
一般的には、デジタルと言いましても、デジタルアンプまでで、スピーカーを動かすのはアナログ信号です。
フルデジタルサウンドでは、スピーカーまでデジタル信号が供給されて音を奏でます。
デジタルならではのメリットとしましては、「使用電力量が少ない」「ノイズが無い」などもありますが、最大のメリットは「出てくる音」です。
デジタルならではの音の正確さと緻密さは、他にはありません。
正確に音が鳴るということは、より本来の音に近くなり、よりリアルになりやすいとも言えます。
ご試聴の上、「音に浸るにはコレが欲しい!」ということになり、再度寸法や取り付け方法を検討することにしました。
ドアスピーカーの奥行き等、サイズを再度確認し、台座はオリジナルで作成することになりました。
無事取付可能なことが判明し、取り付けをご依頼いただきました。
お好みに応じてシステムを変化
「低音はあまり好きではなく、低音を絞っていることが多い。むしろ高音やボーカルがキレイに響いてほしい」とのことでしたので、サブウーハーは設置しないことになりました。
現在の音楽の聴き方としましては、現在iPhoneに入っている曲をBluetoothにて純正オーディオへ送って聴いています。
音楽を聴くスタイルを変えてまで音を良くしたいわけではないため、音楽の聴き方を変えずに音だけ良くする接続方法を採用します。
ドア内装内にある純正スピーカーを取り外して、車両に合わせて作成した台座を固定し、フルデジタルスピーカーZ7を取り付けします。
フルデジタルスピーカーの接続は、純正スピーカーケーブルにて行えますので、スピーカーケーブルを新たに引き回す必要はありません。
ケーブルも不要で取り付けしやすいので、ケーブルなどの部材代や工賃も嵩みにくいです。
高音も当然デジタルスピーカーで
高音専用スピーカーのツィーターZ3もデジタルスピーカーです。
純正ツィーターはダッシュボード内に内蔵されておりますが、純正ツイーターを立てて仮設置して、ツイーターを手前に向けた方が音が良好になりやすいことを、確認しています。
純正と同じ位置に埋め込み設置も可能ですが、音の面で考えますと、ダッシュボード上の見える位置に設置した方が良好な音になりました。
本体部分と操作部は邪魔にならないよう
フルデジタルサウンドはスピーカー部分以外には、設定などを行うコントローラー部分とデジタル処理を行う本体回路部分があります。
本体回路部分は、車両内装に隠し、邪魔にならないようにします。
コントローラーは、設定や音量設定も行いますので、操作しやすい位置に置きます。
固定する場所が無い場合、ムリに固定する必要はありません。
マジックテープなどでの半固定でもokです。
完成です。
新車両での下見とご試聴で半日、下準備が終わった後の車両への取り付け作業は、まる1日で終わりました。
出来上がりの音はいかがですか?
「音楽にぞんぶんに浸れる環境」がキーワードでしたので、初期設定からとりあえず普通に音が出る設定を行いました。
「とりあえずの音」とは言え、従来の音やデミオでの音を完全に凌駕しています。
個人的には結構「音に浸れる状態」です。
エージングと再調整で、さらにより良く
実際のところ、取付直後は本来の音が出ません。
「エージング」と呼ばれますが、取り付け直後の動きの渋さを、動作させることによって動きが良くなります。
フルデジタルサウンドですと、経験上、1ケ月位使うと音がより良くなってきます。
弊社では、1~2か月後に再度診させてもらいながら、音の調整を行います。
取付後初回の調整はサービスで行っておりますので、1か月後が楽しみです。
村木様、ご依頼ありがとうございました
フルデジタルの音は弊社デモカーでご確認いただけます。
ご試聴も、お気軽にどうぞ。
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