VWゴルフ7でのクラリオン製欧州専売スピーカー交換
世界のCセグメントベンチマーク車両、フォルクスワーゲン・ゴルフです。
世界中の自動車メーカーは、ゴルフに追いつき追い越すことを目標にしているそうで、完成された車種ということが分かります。
7代目ということで、「ゴルフ7」と呼ばれます。
世界のベンチマーク車両でも、オーディオの音はイマイチ
「新車が納車になったが、どうにも音が悪い」とのことで、ご相談にお見えになられました。
以前、他のゴルフ7でのスピーカー交換を実施しておりますので、だいたいどんな音なのかは見当は付いていましたが、一応確認のために音を聴かせてもらいました。
先を見据えた純正オーディオ
運転席に座ると、目の前のメーターにカーナビが表示されています。
純正オーディオなのに、.flacなどのハイレゾにも対応しています。
マイナーチェンジでの進化としては驚きです。
欧州の純正は進んでいます。
変わらない純正スピーカー構成
スピーカーの構成は、以前施工した他のゴルフ7と変わらず、ドアスピーカーとAピラー内蔵のツィーター(高音専用スピーカー)が付いています。
肝心な音は、全体的にボンヤリした音で、低音はモコモコと言うかポコポコして、高音は無くはないですが、「無い」に近いです。
長時間のドライブでも聴き疲れが無い音がコンセプトなのかもしれませんが、この音だと長時間聴く気が起きません。
より音を良くするには、何をするか?
現状より音を良くするには、何をどうしたら良いか。
先を行っているオーディオ部分を無理にいじらなくても、スピーカー交換だけで音は大きく改善します。
取り付けするスピーカーを試聴の上で決定
弊社の試聴用車両(デモカー)を何台か聴いてもらい、お好みの音が出るスピーカーを探します。
キューブキュービックに装着されていた、クラリオン製欧州専売モデルSRP1722S改がお好みでした。
「改」の部分は、弊社にてチューニングを施しておりますので、メーカー出荷状態よりも高音が響きやすく、低音もビシッとしやすい状態です。
スピーカー交換作業開始
ドア内装を取り外し、純正スピーカーを外します。
リベットで固定されております。
市販スピーカーの固定台座について
市販スピーカーを取り付けするには、車種別のスピーカー固定台座が必要です。
材質は大きく分けて、プラスチック製・木製・アルミ製・鉄製とあります。
弊社の実験では、材質が堅い方が、よりリアルな音になりやすいことが分かっておりますので、基本的には鉄製台座をオススメしております。
(BMW用は、弊社オリジナルで鉄製台座を作成しています。)
鉄製台座を使用して、ガッチリ固定します。
ツィーターも純正位置へ取り付け
高音専用スピーカーであるツィーターは、純正でも装着されておりますが、あまり音が出ていない様子です。
良質な高音がしっかり出れば、高音が伸びるだけでなく、全体的に表現力の高い音になります。
純正ツィーターが付いている位置へ固定します。
乗員に向けた角度を付けることで、より艶やかな高音になりやすいです。
Aピラー内装を取り外す前に、あらかじめ乗員への音の方向を確認し、固定角度をマーキングしておきます。
取り付け完了後の試聴
スピーカー交換後は、クルマに入っている曲で出てくる音の確認をします。
クラシックからジャズ、洋楽を幅広く聴かれるようで、ゴルフのオーディオに入っていたSDカードには、多数の曲が入っておりました。
ハイレゾばかりのせいか、いつもよりも良好な気がしなくもありません。
「音が聴きやすくなった」とコメントいただきました。
純正スピーカーでは聴きにくかったのでしょう。
「音が悪いんだけど、なんとか良い音にしたい。」
スピーカー交換でも大きく変わります。
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