イチから始めるカーオーディオ第1弾~ボルボV70フロントスピーカー片側だけ交換編
5月にボルボ850T-5RからボルボV70に車両入れ替えして、早いもので2か月経過しました。
プレミアムオーディオでも、好みになるとは限らない
この車両には、プレミアムオーディオが付いていて、ドルビープロロジックや特殊形状のスピーカーが装着されています。
しかし、いくら聴いても調整しても、好みの音になりません。
では「音が気に入らない場合の最初の一歩」を踏み出すことにしましょう。
昨今、純正オーディオから市販オーディオに交換できない車両が多くなってきている現状もあり、「純正オーディオのまま音を良くしたい」というニーズが増えています。
ということで、ほぼどんな車両でも手を付けられる「スピーカー交換」をしてみます。
純正スピーカーの取り外しと解析
まず、内装を外した状態で、純正スピーカーを観察します。
最近のトヨタ車のようにリベット留めではありますが、比較にならないほど硬い!
スピーカー本体横にホーン形状が付いていますが、どれほどの効果を持つものか。
ツィーターはドアハンドル付近にあります。
特殊な形状ではありません。
以上から、リベットの硬さとホーン以外は、特別な部分は無いように思えます。
片側のみ交換して、純正と聴き比べできるように
今回は運転席側のみ交換して、純正スピーカーと市販スピーカーで聴き比べできる環境を作ります。
また、デッドニングやスピーカー位置の嵩増しなどは実施せず、あくまでいわゆる「ポン付け」にします。
こうすることによって、車種や施工方法の違いに囚われることなく、純粋にスピーカーを交換した効果が分かります。
作業内容は、弊社での標準的な内容
台座は弊社でイチオシで効果が確認できる、アルミ&ラバーのハイブリッドバッフル板を使用します。
しかし、ボルボ用なんてものは存在しませんので、車両側に追加穴を明けて、ガッチリ固定します。
剛性が高い板なので、ドア鉄板が弱くて音がビビるなんてことも無くなります。
ツィーターは純正位置に埋め込み。固定角度も吟味
ツィーターは見た目を変えないよう、純正位置に埋め込みます。
しかし、取付角度にはこだわります。
これが聴いてる方の耳に向いていないと、表現力が格段に変わってしまいます。
ホントに「ポン」付けされる方々の音に表現力が薄いのは、ここが原因ではないかと思います。
交換後の音は、全然違う
運転席側だけ交換完了して、音を左右切り替えて確認します。
やはり、全然違います。
純正を聴くと、CDなのにFM以下に思えるほどです。
もちろん同じような金額のスピーカーでも変化に乏しいものもありますし、同じ機材でも取付によっても低音が出にくかったり変わります。
少しの間、この状態で聴いて、さらに理解度を深めてから、助手席も交換します。
早ければ7月中、遅くても8月に入ったら施工するでしょう。
純正と市販のスピーカーを比較試聴したい方、今がチャンスですよ。
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