ボルボV40純正の音で我慢できないならスピーカー交換

ボルボディーラー様からV40のカーオーディオのご相談をいただきました。
スピーカー交換したボルボV40

ボルボは何も手を付けられない!?

現在、というか少し前の型から、ボルボ車は純正オーディオから変更できなくなっています。

新車購入時点でプレミアムサウンド(現行新車はディナウディオ?ハーマンカードン?製を選択可能)をご注文いただいている場合は別ですが、新車を購入して「え?こんな音しか出ないの?」「後付でプレミアムサウンドを改造でも良いから、なんとか付けれないの?」という声が多いとか。

そこで弊社からは「スピーカー交換」のご提案です。

純正の見た目のまま、音だけ良くしたい

弊社にあるV70は10年前の新車(?)、2005年製ですので、ドアの内部構造やスピーカーの固定方法は異なりますが、取付方法を考えれば取付できなくはありません。

ちなみに各オーディオメーカーからは、ボルボ用スピーカーやアタッチメント、取付台座(バッフルボードと言います)は発売されていません。

ということは、取付する側で「なんとかする」しかありません。

ディーラー様やエンドユーザー様からのご希望は「見た目純正のまま、音を良く」です。
これは弊社のコンセプトとも合致します。

実際に音を出してみますと、低音のボリューム感はあるものの、やはり「ラジオ」的なハッキリしない音です。
何を聴いているかは分かるものの、楽器は楽器ではなく、声は声ではない印象を受けます。

しかしながら、これだけしっかり割れずに低い音が出るのであれば、アンプ自体のパワーはあるのでしょう。

弱点はスピーカー?

あとは細かい表現力が出せるかは、内部部品の精度による部分はありますが、まずウィークポイントはスピーカーではないかと。
ボルボV40純正スピーカー装着状態
まずはドア内装を取り外して、純正スピーカーの検証です。
いわゆる流行りのサイズ、17cmサイズよりほんのちょっと大きめ。

スピーカーを外して、弊社オススメのキッカー製と比較します。
ボルボ純正スピーカーとキッカーの比較

無加工のポン付けではありません。でも頭と手は使わないと。

そのままでは、どのスピーカーも取付できませんので、モジュール構造の内装を加工して、市販されているスピーカー固定用の台座(こちらも若干加工)を組合せます。

車両に合わせた取付板(バッフルボード)をイチから作成することも可能ですが、市販品を流用した方が安価で済みます上、寸法を合わせて作っただけのワンオフバッフル程度であれば、結果はほとんど変わりません。

もちろんお金を掛けて「もっと良く」というニーズの際は対応可能です。
ツィーターを純正とキッカーで比較

外して付けるだけではダメ。手間を掛けてこそ得られる音

ツィーターは純正を外して純正位置へ固定。
もちろん試聴を重ねて最適な取付角度を探ります。
スピーカー加工交換後のボルボV40ドア
見た目は純正と変わりません。

ベースがベースの音に!トランペットが突き抜ける!?

取付が終わり、お客様への納車時に聴いてもらいました。
「まず大黒摩季を聴いたんだけど、ベースの音が今までは単にブンブン言ってただけなんだけど、それがしっかりベースの音になったね。」
「キースジャレットのトランペットの音がカーンと突き抜けて響いて驚いた。」
とコメントをいただきました。
「この車、ここ(ディーラー)の試聴用デモカーで使ってくれてもいいよ。」と嬉しいご提案も。
(どうするかはディーラー様の判断ですが)

結果から伺った話ですが、どうやら新車の方が乗り換える前の車両での音よりも悪かったとのことで、ご相談いただいたようです。

「音だけ良くしたい」というニーズも承ります。


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