スバマガSVXでのバックカメラとミラーモニター追加他

スバル乗りの皆さんにはおなじみのスバル専門誌「スバルマガジン」!
編集部から作業のご依頼が舞い込みました。
スバルマガジン所有のSVXへバックカメラを追加取り付けしました。
対象車両は、平成初期発売開始のスバル・アルシオーネSVX S4です。

背の低い2ドアクーペです。
ガラスが大きいです。
カッコ良いです。

「こんなコンディションが良い個体、どこにあったのですか?」という位、状態が良かったです。

フルレストアされた後のようで、ほとんど追加機材はありません。
オリジナルの状態を保つのも大事なポイントです。

「オリジナル」よりも「安全」を重視してバックカメラ追加

「なるべくオリジナル」とはいえ、前後長が長い上に後方視界が悪いSVXでは、バックカメラは欲しい機材のようです。

バックカメラ画像を表示させるモニター画面も、変わった感が少ないように、ミラー部分に表示するモニターをご選択。

実際には、使用するときのみダッシュボード上にポータブルナビを取り付けされるそうで、シガライタソケットも見えない位置に追加をご依頼くださいました。

約30年前製造車両の作業は、注意と手間と時間を掛ける

それなりに年月を経過した個体ですので、内装などの取り外しも注意が必要です。

注意して手間と時間をかけて作業しておりますが、編集部の方には「想像していたよりサクサク進んでいる」ように感じられたのか、取付機材の撮影や作業最中の写真撮影も少々お忙しくされている様子でした。

バックカメラは、違和感の無いように、一般的な位置へ取り付け

スバルマガジン所有のSVXへバックカメラ取り付け
バックカメラは、一般的な取り付け位置である後ナンバー上に設置しています。

ケーブルの引き回しも、使用上邪魔にならず目立たないないだけでなく、経年変化にも強い配線方法を採用しております。

スバルSVXに追加したミラーモニターへバックカメラ画像を表示
ミラー部分に設置したモニターへのバックカメラ表示も良好です。

熱反射ガラスへのETCアンテナ設置

アルシオーネSVXで、ブロンズ系ガラス採用車は、金属コーティングされた熱反射ガラスを使用しているそうです。

金属のため、フロントガラスは熱だけでなく、電波も通さないと言われています。

平成初期にはETCは無いので、考慮されていない。

最近の外車などでは、ETCや地デジアンテナを取り付けすることを考慮して、金属コーティングされていないスペースがありますが、平成初期の車両では考慮されておりません。

実際に、編集部でETCを設置してあり、アンテナをダッシュボード上に設置済みでした。

「低い速度で首都高のインターだと感知するのに、東名高速のインターだと感知してくれない」という症状でお悩み中。

ETC不調の原因は取り付け方法の間違いか!?

よくよく見れば、ダッシュボード上のETCアンテナが上下逆向きです。
電波の出る方向が表裏逆ですので、動作しなくても不思議はありません。

ついでと言ってはナンですが、目立たない一般的な位置(ミラー裏のガラス上端)に付け替えます。

動作確認テストに同行するも、動作せず

弊社近くの新東名高速道路の駿河湾沼津スマートインターチェンジにて、動作テストを実施します。

伴走車に乗って同行します。

おやおや?感知してくれません。

一旦スマートインターに入ると、バック禁止ですので、入るしかありません。

感知しないことから、何が原因かを考察します。

取引のあるガラス屋さんにも、車種と年式と仕様で熱反射ガラスかを確認しましたところ、やはり熱反射ガラスでした。

原因を推測し、再度テスト

もしかしたら…という推測をして、試してもらったところ、出口である長泉沼津インターチェンジでは無事通過!

金属コーティング膜の厚さが、ボカシ部分だけ多いのではないかという推測を伝えたところ、ETCアンテナの位置をボカシ以外の位置に移動してくださったのです。

後日談ではありますが、ETCアンテナ移設以降、ETCゲート通過は問題ないそうです。

「熱反射ガラスでETCは不可」は都市伝説なのか?

「熱反射ガラス車でETCは不可」は半分正解で、「SVXについてはやり方はある」ということです。

バックカメラの取り付けなどがスバルマガジンに掲載されました。

スバルマガジンVol.15
バックカメラやミラーモニターの取り付けの模様は、2018年4月9日発売のスバルマガジンVol.15に掲載されました。

赤池ccsスバルマガジンNo.15掲載ページ
詳細は、書店にてご購入の上でどうぞ。

赤池ccs製キットがスバルマガジンに掲載されました。
弊社製BRZ用キットも、製品紹介コーナーでご紹介くださいました。

「古いクルマだけど」とか「なんだかうまく動作しない」など、まずはご相談ください。

車両と症状を確認しながら、解決方法から探ったり、取り付け作業したりします。


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