マツダMPV純正ナビ付車でのナビ交換検討と方向性
知人のメディア関係者が、MPVからMPVに乗り換えました。
しかも年式が古くなるという、珍しい乗り換えパターンです。
取材などで走行距離が嵩むようで、乗り換えサイクルも早そうです。
トヨタとマツダの合作
新しい方の車両は、純正カーナビが装着されていて、しかも「G-BOOK」。
「あれ？それってトヨタのナビじゃないの？」
ナビ地図などを含む画面構成はトヨタナビです。
製造上の都合か、大人の事情か分かりませんが、一定数ありそうな仕様です。
BOSEまで付いています。
トヨタではありえない仕様です。
分解して何ができるか解析
市販のナビへ付け替えをご検討したいとのことで、まずは状況確認のために、分解して解析することになりました。
ナビ部分だけでなく、グローブボックス奥や助手席下を探してみると、ナビの他、バックカメラやステアリングリモコン、外部アンプもあるようです。
しかも、ナビ裏は見覚えのある形のコネクタ多数です。
(ピン挿入位置が異なるため、弊社製キットそのままでは使用不可)
だいたいの装着機材が判明し、接続関連も解析できました。
市販ナビ固定なども、オーディオレスパネルや取付金具をマツダから取り寄せればokっぽいです。
ただし、配線関連はすべて配線改造になりますので、１本１本繋ぎ直す必要があります。
時間もお金も掛かります。
ニーズと仕様の照らし合わせ
実際のニーズをオーナー様におさらいしますと、「アナログTVなので地デジを見れるようにしたい」「iPhoneと接続して動画再生したい」という点です。
純正ナビには外部入力もありますので、無理にお金を掛けて市販ナビに交換する必要もない、という結論に達しました。
必要部品を取り寄せ後、再度作業です。
純正ナビの外部入力は１系統ですが、入力したいものは２つありますので、２系統の入力が必要です。
昔ながらのビデオ切り替えスイッチを使用する方法もありますが、映像信号を感知して自動で切り替えしてくれる便利なユニットを活用します。
イジッた感少なく、スマートに
目立ちにくいスイッチが付いていますが、自動切り替えしてくれない場合に使用します。
iPhoneのLightningケーブルを接続しますが、ナビのAUX入力に合わせてHDMI→RCA変換して入力します。
助手席下へ地デジチューナー追加です。
無事に目立たずニーズを追加できました。
遠方での取材の際の待ち時間も、これで安心です。
無理に何でもゴージャスなものを装着せず、車両とご希望に合った仕様にします。
その車に何がベストかを常に考える
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