三菱i-MiEVへスーパーワイド2DINナビMAX776W取付&フルデジタル化

弊社デモカーの1台、三菱i-MiEVには、クラリオンフルデジタルサウンドを装着しておりますが、ナビ本体は三菱純正ナビMMCSが付いています。
i-MiEV標準装着のナビMMCS
「スピーカー用の出力信号をデジタルプロセッサーにアナログ入力して、デジタル変換および処理してスピーカーへ送信」というプロセスを踏んでいるため、デジタルからアナログまたはアナログからデジタルという変換を繰り返してしまいます。

できるだけ純度の高い良い音のためには、あまり変換の段階を踏まない方が良好になりやすいです。

デジタル出力が装備されたナビ、登場!

デジタル出力内蔵ナビMAX776W
クラリオンから発売された今年のナビMAX776Wには、同軸デジタル出力が付いているので、ナビからスピーカーまでデジタルで伝送されることになります。
(画像はメーカーサイトから拝借)

「デジタルで記録されたCDのデータがスピーカーまで劣化が無い」これは凄いことです。

さらにデジタルプロセッサー上では、ハイレゾ相当の96kHz/24bitにアップサンプリングという、高精度かつ高密度化処理をしますので、より気持ちの良い音が期待できます。

新しいナビのスペックで「デジタル出力付」と書いてあれば、期待せずにはいられません。

即、発注です。

2DINナビとワイド画面ナビの比較
i-MiEVのオーディオ部分は幅180mmの通常2DINサイズですが、新しいデジタル出力内蔵のナビMAX776Wは幅200mmのワイド2DINサイズです。

デジタル出力内蔵のナビは、今回ワイドサイズのみの対応ですので、少し工夫してi-MiEVに装着することにしました。

画面も7.7型スーパーワイド

通常のワイドサイズナビですと、画面サイズが7型のまま、横に操作ボタンが増えただけですので、大きなメリットはありません。

MAX776Wの場合、画面が横幅いっぱいの7.7型までサイズアップしておりますので、ちょっと頑張って取り付けする価値は十分にあります。

シネスコサイズの映画DVDを見ても、上下に黒い帯が入りません。
ナビも案内画面と地図画面を同時表示しても、狭くならず見やすいです。

上下方向は同じサイズですので、左右方向のみ各10mm加工します。

取付金具は変更せず固定okです。
これで違和感ありません。

同軸ケーブルはオーディオテクニカ製を採用
ナビ~クラリオンZ3のデジタルプロセッサーの間は、同軸ケーブルで接続します。
信頼と実績のオーディオテクニカ製を採用です。

ハンズフリー用マイク追加
三菱純正ナビMMCSにはBluetoothが付いていなかったので、ケータイのハンズフリーが使えませんでした。

新しいナビにはBluetoothが内蔵されていますので、マイクを追加して対応させます。

GPSアンテナも、純正同様、見えない位置に設置します。

本当のフルデジタルの音

i-MiEVにスーパーワイドナビMAX776Wを取り付け
さて、アナログに一切変換しないシステムの音は?
期待は勝手に膨らみます。

結果から言えば「全然違う音」です。

生産年が5年新しくなっておりますので、ナビの音質性能が上がっているのもあるでしょうが、デジタルとアナログの変換をしないことによる純度の違いがこれほど大きいとは思っていませんでした。

フルデジタルサウンドZ3/Z7/Z25Wを装着した時には「クリアで正確な音」を感じましたが、今回のナビ変更による「最初から最後までデジタル」では、「さらにクリアで正確、それでいて普通の音が普通に聴こえる」

言い方を変えれば、「よりリアル」というところでしょうか。

今までのアナログシステムでは聴けない音であるのは確かです。
好みかどうかは、まずは聴いてみてください。

ご試聴はご予約が確実です。


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