i-MiEVにもステリモ付けたい！デモカーへ装着

三菱自動車のEV(電気自動車)、i-MiEVです。

弊社のオーディオデモカーおよび代車、業務や家族使用で大活躍です。
充電も自社で行いますので、大変便利です。

電気自動車は、走りが楽しい！オーディオにも最適！

静かに走りますので、オーディオを楽しむにも最適です。

走るのには、あまりお金が掛かりません。
ざっくりの計算では、ガソリン換算で、100km/h程度でしょうか。

重たいバッテリーが床に敷きつめられている関係上、低重心で、走りも安定しています。

驚くことに、アクセルを踏むと、速い！
走り始めに最大トルクを発生するモーターならではの特性は、大満足です。

超低消費電力で音が良好な、クラリオン製フルデジタルサウンド(Z3/Z7/Z25W)を装着しておりますので、静かな環境でノイズも無く、音が楽しめます。

ステアリングにオーディオスイッチが無い

満足度の高いi-MiEVですが、ちょっとだけ不満な点があります。

ステアリングにオーディオ操作用ボタン(スイッチ)が無いのです。

いわゆるステアリングリモコンが無いのは、先進性の高い車両としては、
少々物足りない部分です。
ガソリン車(三菱i)を含め、他に装着されているグレードもありません。

改造しての取付を検討してみます。

他車種用の流用を検討

ステアリングの形状を見てみますと、他の三菱車でも同じステアリングを採用している車種があるようです。
グレードによっては、ステアリングスイッチが付いているものもありました。

スイッチを取り寄せして、装着確認しますと、ピッタリフィットします。
接続していませんので動作しませんが、一歩前進です。

配線を検討します。

スイッチを分解して、内部回路を解析します。
ナビに向かうスイッチの回路と、ボタン部を光らせるための回路の２部構成と
いうことが判明します。

車両側との接続は、ステアリング内部にある「スパイラルケーブル」と呼ばれる「ぐるぐる回しても繋がってるケーブル」の空き端子があれば、追加できそうです。
i-MiEVのスパイラルケーブルを確認しますと、空きがなさそうです。

内部部品・スパイラルケーブルも流用必須。要配線改造

スイッチと同様に、他車種で流用できそうなものを探します。

端子の空きが最重要ではありますが、エアバッグコネクタ形状が同じであったり、
固定方法が同じである必要もあります。

いくつか取り寄せした中に、固定方法が同じで空き端子がありましたが、
エアバッグ側コネクタの形状だけ異なるものがありました。

調べた結果、他にベターな選択肢がなさそうだったので、エアバッグ側ハーネスを改造して接続することにしました。

i-MiEVへステリモ追加完了

検討開始から部品検討と諸々実験を実施し、ようやく形になりました。

ステアリングリモコンが動作するだけでなく、スモールライトonでボタンが光ります。

少し暗い場所に入ったときにも、ライト点灯せずとも光ってほしいので、実際にはアクセサリ電源が入っている最中に点灯するようにしてあります。

部品代と作業の手間は掛かりますが、満足度は高いです。

他車種でも検討可能かもしれません。

i-MiEVは一度実施しておりますので、内容は把握しております。
思い立ったら、ご相談ください。

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