クラウン(220系)での音質向上前後スピーカー交換
「純正スピーカーの音が悪く、何とかしたいと思っていた。」とお悩みの方が、弊社へご相談され、フロントとリアのスピーカー交換をご依頼くださいました。施工後「とてもいい感じになっており、満足しております。」とご感想をいただけた施工事例をご紹介します。
トヨタクラウン(220系)です。
純正オーディオは、トヨタお得意の「スーパーライブサウンドシステム」ですので、スピーカーの数が10個、センタースピーカーやサブウーハーも装着されている車両です。
音が悪いので、なんとかしたい。
「純正スピーカーの音が悪いので、なんとかしたい。」と弊社へご相談くださいました。
お電話で諸々ご質問を回答やご説明をしましたところ、フロントスピーカーとリアスピーカーの交換をご依頼くださいました。
観点を変えれば、「サブウーハー以外、全部のスピーカーを交換」です。
純正サブウーハーは、適切な仕事をしている。
リアトレイに装着されている純正サブウーハーからは、必要にして充分な量の低音が再生していることと、低音のボンヤリ感はドアスピーカーから出ていることを把握しているため、初期段階でのサブウーハー交換は不要と判断しました。
スピーカー交換後、低音にご不満があるようであれば、サブウーハー交換は再度検討することにしました。
交換するスピーカーは、国内最高峰カーオーディオメーカー製。
ご相談の上、スピーカーの機種は、国内最高峰カーオーディオメーカーBewith製リファレンスAMシリーズを使用します。
各純正スピーカーを取り外し、解析した上で、音質向上する適切なスピーカーを固定方法・接続方法で取り付けします。
フロントスピーカー取り外しと解析。
ダッシュボード上にあるスピーカーグリル(網)を取り外すと、純正スピーカーの姿が見えます。
取り外して、内容を解析します。
ボンヤリした音が出る、動きが重い振動板素材。
振動板周辺のエッジが特徴的な形状をしておりますが、大きな入力が入った際の歪み対策と想定します。
振動板自体は、純正スピーカーでよくある素材ですので、動きが重く、ボンヤリした音になりがちです。
高音を出力する部分もありませんので、絶対的に高音不足です。
ダッシュボード中央にありますセンタースピーカー部です。
ダッシュボード上の左右スピーカー同様、グリルを取り外し、純正スピーカーの解析を実施します。
ダッシュボード上左右のスピーカーと同じ内容でした。
部品番号まで共通ですので、出てくる音の傾向も同じで、ボンヤリした高音の無い音です。
ドアスピーカーの取り外しも実施します。
ドア内装を取り外すと、純正ドアスピーカーの姿が見えます。
純正ドアスピーカーです。
振動板は単純な平面ではなく、凹凸でデザインされています。
振動板周辺のエッジも、ダッシュボード上スピーカーと同様な特殊形状です。
クラウンのドアスピーカーは低音専用ですので、低音をよりしっかり出すための剛性アップや強い入力が入った際の歪み防止対策と思われます。
しかしながら、ダッシュボード上スピーカーと同様に、動きが重いことによるボンヤリした音に変わりはありません。
ボンヤリした低音が強い音となると、不得意な方には聴いていられないかもしれません。
固定箇所が柔らかいと、「暖簾に腕押し」
ドアスピーカー固定箇所の樹脂ナットを外します。
純正スピーカーの多くが、軽量で柔らかい樹脂製フレームを採用しています。
スピーカーフレームが軽量で柔らかいと、振動板の振動を音に変換させる効率が低下して、正確な音になりにくいです。
「暖簾に腕押し」と言うと分かりやすいでしょうか。
スピーカー固定箇所が柔らかいと、スピーカーフレームと同様に、音の正確さが落ちます。
結果的に、人間の耳と脳には、「良い音には思えない」と感じます。
音質向上目的のスピーカー交換を実施する際には、硬い素材での固定が望ましいため、樹脂ナットは外します。
クラウンのオーディオ音質を飛躍的に向上させるスピーカーキットを製造して取り付け。
国内最高峰カーオーディオメーカーBewith製スピーカー、リファレンスAMシリーズを使用して、スピーカーキットを製造した上で、車両へ装着します。
クラウン(220系)用音質向上スピーカー取付コンプリートキットです。
音質や音色が良好なスピーカーの性能のみに頼らず、さらに音を良くする取付方法や部品、素材、テクニックなどを駆使し、より良い音が出るキットを製造しています。
音質向上フロントスピーカーキット、取り付け。
ダッシュボード上スピーカーの取り付けから実施します。
音質向上スピーカーの接続は、純正スピーカーと同じコネクタを使用して接続します。
- 車両の配線を加工せず、純正スピーカーと同じコネクタを使用することで、安定動作によって音質が安定します。
- メンテナンスも不要になり、安心してお使いいただけます。
- 車両側配線の加工をしないことで、「車両残存価値を下げない施工」も大きなメリットの一つです。
音質向上スピーカーをダッシュボード上へ取り付けしました。
固定用台座は、可能な限り厚く製造した鉄製台座を専用設計製造して使用しています。
厚く製造した重い鉄製台座採用によって、重く硬い台座で固定することで、振動板の振動を音に変換する効率を上げ、弱い音も再現できることで、よりリアル感ある音になります。
ダッシュボード上スピーカーグリルへ高音専用スピーカー(ツィーター)を追加することで、澄んだクリアな高音が出るようになります。
運転席で聴く音がベストになるよう、ツィーターは角度を運転席の耳に合わせて固定していますので、音としては「あなたベスト」になります。
センタースピーカー取り付け。
センタースピーカーも左右スピーカーと同様に純正スピーカーと同じコネクタを使用して接続しています。
音質向上センタースピーカー取付後です。
ガッチリした厚い鉄製台座を使用して、左右スピーカーとの固定仕様を統一することで音色を同一にさせます。
センタースピーカーグリルを装着すると、スピーカー交換したことが判りません。
フロントドアスピーカー取り付け。
音質向上フロントドアスピーカーを取り付けします。
- ダッシュボード上スピーカーよりも厚く重い鉄製台座を採用。
- 純正ネジを固定していた樹脂ナットを取り外し、硬い鉄製ネジとナットのセットで、より強固に固定。
強大な低音信号もガッチリ受け止め、低音に変換させます。
締まりのある低音で、音の正確度が高くなるため、音階も判る低音が再生されます。
接続はダッシュボード上スピーカーと同様に、純正スピーカーと同じコネクタを使用して接続します。
スピーカー毎にコネクタも異なりますので、各スピーカーのコネクタと同じものを使用します。
音質向上フロントドアスピーカー取り付け後です。
車両側の加工は一切ありませんので、乗り換え時に純正スピーカーへ戻すことも可能です。
音質向上スピーカー取付後のフロントドアです。
見た目は一切変わりません。
音質向上リアスピーカーキット、取り付け。
リアドアスピーカー交換にも着手します。
リアドア内装を取り外すと、純正リアドアスピーカーの姿が見えます。
リアドアの純正ツィーターは、内装側へ固定されていました。
純正リアドアスピーカーは、フロントとは形状などが異なりますが、材質は同様なものです。
振動板の動きが重いこととフレームが柔らかい樹脂製の影響で、全体的にボンヤリした音を出します。
フロントスピーカー取り外し時と同様に、樹脂製ナットを外します。
スピーカーキットの取り付けは、硬い鉄製ネジとナットで実施します。
音質向上リアスピーカーを取り付け。
リアドアスピーカーも、車両に合わせた状態へ製造してから、取り付けします。
クラウン(220系)用音質向上リアスピーカー取付キットです。
別体ツィーターが付属しておりますと、まるで、どこかの車種のフロントスピーカーキットのようにも見えます。
他車種では採用されにくいほとの高級な内容です。
さすがは「クラウン」です。
接続は、他のスピーカーと同様、純正スピーカーと同じコネクタを使用して、安定動作とノーメンテナンスの実現をしています。
固定につきましても、フロントドアスピーカーと同様に、純正樹脂ナットでのユルい固定から、鉄製ネジと鉄製ナットを+ドライバーとスパナでガッチリ固定します。
将来のガタ付き防止だけでなく、音質向上にも効果があります。
音質向上リアドアスピーカーキット取り付け後です。
車両側は完全無加工取り付けですので、お乗り換えの際にも純正に戻すことが可能です。
リアドアツィーターも純正位置へ埋め込みします。
リアドアツィーターの接続も、純正ツィーターと同じコネクタを使用しています。
細かいことをキッチリ積み重ねることで、結果的に良い音を作ることに繋がります。
リアドアツィーター部を表面から見ると、白い振動板がうっすら見えます。
リアドアスピーカー交換後です。
見た目は変わりません。
前後スピーカー交換完了。
センタースピーカーを含むフロントスピーカーおよびリアスピーカー交換が完了しました。
見た目の違いは、ダッシュボード上に追加したツィーターのみです。
音はいかがでしょうか?
フロントスピーカー交換のみでも音質向上しますが、リアスピーカーも適切な内容で付け替えすることで、全体的な音のリアル感が向上しています。
元々、純正でリアも高級な内容になっていることで、音質向上幅も大きいように思えます。
ご予算に余裕がある方は、リアスピーカーまで交換することをお勧めします。
お客様から、ご感想などをいただきました。
Q1:当店へご依頼される前に、どんなことをお考えでしたか?何にお困り、お悩みでしたか?
A1:純正スピーカーの音が悪く、何とかしたいと思っていた。
Q2:何がきっかけで当店を知りましたか?(インターネットの場合は、検索ワードをご記入ください)
A2:同じ車両を赤池さんとところで、スピーカー交換したのをネットで見て → クラウン スピーカー
Q3:当店を知って、すぐご依頼いただけましたか?しなかったとしたら、どんな不安がありましたか?
A3:すぐ連絡しました。
Q4:量販店を含む他店があるにも関わらず、何が決め手となって、当店へご依頼いただけましたか?
A4:社長にお電話して、忙がしい中、時間をさいて、キッチリ説明してもらい、とても信用できました。
Q5:実際にご依頼いただいて、音などはいかがですか?(できるだけ具体的に教えてください)
A5:とてもいい感じになっており、満足しております。
神奈川県川崎市川崎区からお越しの菅様、ご依頼ありがとうございました。
クラウンでのオーディオ音質向上、ご相談から承ります。
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