アテンザマツダコネクトBOSE付でのスピーカー交換他
従来より若干サイズが大きくなったように見えますが、伸びやかなデザインがカッコ良い、マツダ・アテンザワゴンです。
マツダコネクト標準装着によって、市販オーディオや市販ナビへの交換ができなくなりました。
追加注文したBOSEの音には満足できない
新車注文時に、米国BOSE社製オーディオを追加注文できますが、残念ながら、満足できておられない方が一定数いらっしゃるようです。
全体的に、ボンヤリ、モワッとした音
聴かせてもらいますと、さすがBOSE、低音の量は多いです。
低音の量が多くても、ビシッとした低音ではなく、ボワーッとした低音です。
ボーカルを含めた中音や高音は、モワッとしていて、クリアな印象はありません。
長い時間ドライブするには聴き疲れしないのかもしれませんが、音楽が好きな方には物足りなそうな気がしますし、少なくとも個人的には「ゴキゲンな音楽で心地よくドライブ」という気にはなりません。
純正BOSEと追加施工の組み合わせを3種類実験試聴して、ご提案します。
「モヤモヤした音がイヤ」という音の印象をお持ちのオーナー様から、ご相談をいただきました。
以前からアテンザやアクセラのオーナー様からのご相談と追加施工をさせてもらっておりますので、BOSE付システムの解析は完了しております。
弊社からご提案できる内容を、実際の車両にテスト施工して、お好みを探ります。
- スピーカーグリル加工
ダッシュボード上スピーカーのグリル(保護用カバー)を外して、グリルに邪魔されていない音を確認します。
- ツィーター追加(パイオニア製TS-T720)
- スピーカー交換(Bewith製AMシリーズ L-88R)
絶対的に不足している高音の補填のため、純正ツィーターを市販品に交換して高音の出方を確認します。
スピーカーの音色も「モッサリ」していますので、市販スピーカーを接続してみて、音質と音色の確認をします。
Bewith製L-88Rは、癖が無いだけでなく、細かい音もしっかり出てくれますので、表現力豊かで、キレイな音が得られます。
1.~3.のテストをお客様と一緒に行い、それぞれについて音の確認しましたところ、「全部入り」をご依頼くださいました。
出てくる音を確認した上ですので、安心してお任せいただけたのだと思います。
スピーカー交換は、手間と工夫を
スピーカーは純正スピーカーとほぼ同じサイズながら、固定位置が合いませんので、固定に少々工夫をして取付します。
なるべく音が良くなりやすいよう、空気漏れ処理も欠かしません。
スピーカーグリル加工しても、見た目に違和感なく
写真はセンタースピーカー用です。
外したスピーカーグリルへ穴明け加工をして、音が通りやすくなるようにします。
音が通りやすいと、音のリアル感が向上します。
穴を明けたままの状態ですとイジッた感じの見た目になりますが、サランネットと呼ばれる保護布を追加施工することによって、見た目に違和感のない状態になります。
ツィーターを表面に出して、より滑らかに響く高音を得ます。
高音用スピーカー(ツィーター)も交換しますが、高音は指向性が強いため、グリル内に収納してしまいますと、せっかく出ている高音が届きにくくなります。
見える位置に出して、耳の位置へ向けて角度調整することによって、より滑らかで、美しい音色と音の雰囲気になりやすいです。
完成。音色はいかが?
BOSEのモヤモヤした感じが払拭されて、しっかりキレイに響く、気持ちの良い音になりました。
お客様から施工後のご感想をいただきました。
イメージに近い音になって満足しました。ボーカルのヌケ、クリア感が出た。
一つ一つオプション内容、効果を確認してからの施工なので安心できた。
テスト試聴から施工完了まで、朝開始で夕方には仕上がる「日帰り作業」です。
スピーカーを手当することによって良くなったのですから、BOSEのアンプは決して悪くないのです。
が、アンプに着手すると、よりリアルで楽しめる音になります。
「音が悪い」まずはご相談ください。
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