86スピーカー交換後、音をより良くするための追加施工

弊社へ遠くから何度も足をお運びくださっておられるお客様のトヨタ86(ZN6)です。
スピーカー交換後、さらに音質を良くしたい。
スピーカー交換自体は弊社での施工ではありませんが、「音をより良くしたい」というご希望で、いらして下さいました。
以前から、この車両には、機材を変えずにより良い音が出るようにする施工を行っております。
ご希望としては、「さらに良い音に」です。

スピーカーは既にパイオニア製セパレートスピーカーTS-C1730Sに交換済です。
取り付け台座も、弊社オススメの鉄製台座を採用されていました。
機材変更や追加せず音をよくするには、スピーカー周辺の環境整備が効く。
スピーカーを変更せず、より良い音にするには、アンプ追加なども有効ではありますが、スピーカーの音環境を整備する方法もあります。
ドアスピーカーの環境整備と、ツィーターのベースをしっかりさせることで、音質向上を図ります。
ドア内の音環境整備によって、ハリのある音にする。
スピーカーは振動板が振動することによって、空気を振動させて、耳に振動を伝え、音として感じられるようにします。
振動する部分の土台をしっかりさせることによって、より空気振動を正確に多くできるようにします。
着目したのは、金属の「鳴き」
昨今の車両は、ドアに「サイドインパクトビーム」が装着されています。
横方向からの衝突から乗員を守るものです。
サイドインパクトビームは要所要所でドアに接合されていますが、金属板同士ですので、「鳴き」が出ている可能性があります。

金属の「鳴き」を防振材で押さえることによって、土台の余計な振動を無くし、音を出しやすくさせます。
使用する防振材は、「積水化学工業製レアルシルト」です。
新幹線N700系の防振材としても、同じものを採用されているそうです。
スピーカー背面からの音を振動板に戻さなくする。
スピーカーは振動して音を出しておりますが、表面からだけでなく裏面からも音を出しています。
裏面からの音は、ドア外鉄板に反射して、振動板に戻ってきてしまいます。
戻ってきた音は、振動板に少なからず影響を与え、音に歪みが出てしまいます。
できれば音は戻したくありません。

スピーカー裏のドア外鉄板に、拡散材を貼り、スピーカーに音が戻らないようにします。
使用する拡散材は、「積水化学工業製レアルシルトディフュージョン」です。
内装への音漏れ防止で、内装のビビりを抑え、音を室内に出しやすくする。

スピーカーを再固定する際に、内装への音漏れ防止に、空気を通さないスポンジ材をスピーカー周辺へ追加しています。
ドア内装への音漏れを防止することによって、内装のビビりを抑え、車内への音を増やして、音の情報量を増やします。
ツィーターも音を出しやすく、音が伝わりやすくする。
ダッシュボード内の純正位置に装着されているツィーターも同様に、音に効果のある施工を行います。
土台の防振をして、空気振動しやすくさせる。
余計な振動を抑えることによって、空気を振動させやすくします。

ツィーター裏のマグネット部分に防振材「レアルシルト」を貼ります。
土台というか、ツィーター本体フレームの振動を抑制します。
乗員に向けた角度付けで、耳に届く情報量を増やす。
ツィーターから出る高音は指向性が強いため、向いている方向には強く音が出ますが、向きが外れると、極端に音の量が減り、情報量も減ります。
情報量が減るということは、リアル感が阻害されるということです。

ツィーター固定方法も見直し、乗員に向けた角度付けをしています。
機材を一切変えずに音は変わったのか?
音はハッキリとして、リアル感が向上した感じがします。
片方施工し、施工前と施工後を比較しますと、施工前はスピーカーを交換してにも関わらず「ボンヤリした音」と感じてしまうほどです。
土台の余計な振動を抑制し、スピーカー裏面の音を拡散し、固定角度の見直しをすることによって、3点のメリットがあると推測します。
- 空気の振動量を増やし、 スピーカーへ 伝わる電気信号に忠実な空気振動へと変換させやすくします。
- 振動板に対する外乱を抑え、正確に振動させやすくします。
- 音の情報量を増やし、リアル感を向上させます。
デッドニングとは似て非なる内容
いわゆるデッドニングと同じ材料を使用しておりますが、手法と考え方は大きく異なります。
デッドニングの場合、施工方法によっては、低音が詰まった感じになるなどのデメリットを大きく発生してしまう可能性は否定できません。
デッドニングしても必ず良くなるとは言い切れません。
デッドニング施工される場合は、ご注意を。
他社施工の車両でも、「音をより良くしたい」
承ります。
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