86KOUKI用クルコン追加キット取り付けと動作確認

クルーズコントロールを後付した86KOUKI(後期)
トヨタ86(ZN6)とスバルBRZ(ZC6)後期型(KOUKI)では、一部上級グレードでクルーズコントロール(クルコン)が標準装備されるようになりました。

86ではG、BRZではRとR Customize Package(カスタマイズパッケージ)には装着されませんし、オプション追加も不可です。

そもそも86&BRZにはクルコンのオプション設定すら無かった。

前期型発売当初は、海外仕様のみ標準装備で、国内仕様ではメーカーオプションですら設定されていませんでしたから、大きな進歩です。

(前期型でも、最後の方では上級グレードには装着されるようになりました。)

キット化で、どの車両にも追加可能に

前期型でクルーズコントロールを追加されたい方のために、弊社では「クルーズコントロール追加キット」を開発して製造・販売しております。(2018年現在も発売中)

取り付けはすべてコネクター化してありますので、初めて取り付けされる方でも接続ミスなく取付可能にしてあります。

KOUKI(後期型)用を新規開発

後期型用は前期型用とはステアリング形状や配線内容が異なるため、そのままでは取り付けできませんので、新しく開発する必要がありました。

86&BRZ後期(KOUKI)用クルコン追加キット
ちょっとした紆余曲折もありましたが、ようやく開発と設計・試作品が完成しました。

試作品の取り付けテストと取付説明書用写真撮影

試作品の取り付けと動作確認をすべく、後期型の方に取り付けテストと取付説明書用写真撮影のご協力をお願いしました。

取り付け方法は前期型とは若干異なりますが、大きくは変わりません。

ステアリングには、クルコンスイッチを通すための穴が既に明いておりますので、前期型のようにステアリングを外してステアリングカバーを交換したり、加工する必要はありません。

ステアリング取り外し時には、いわゆる「力技」も要りましたが、不要です。
ペンで合いマークを付けたりすることも、カッターナイフでプラスチック加工することもありません。

86KOUKIへのクルコン追加キット取り付け作業
後期型の方が面倒なのは、ステアリングのエアバッグ取り外しの際のロックバーが大変押しにくいことだけです。

86KOUKIでのクルコン追加後のメーター
取り付けテストでは、問題なく取り付けできることが確認できました。
動作もokです。

86KOUKIクルコンスイッチ追加後
操作スイッチレバーも同じ位置に装着です。
他グレードと同じ操作で、同じ動きをします。

2018年1月年明け直後の段階で量産開始しますので、早ければ1月中に販売開始します。

ご予約も承ります。
もちろん弊社での取り付けも歓迎いたします。


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