ボルボXC40ハーマンカードン製スピーカー下見他
北欧ならではのスタイリッシュさと使いやすさを併せ持つ、ボルボXC40です。
ハーマンカードン製オプションオーディオ付車、入庫。
メーカーオプションのハーマンカードン製オーディオが装着された車両が入庫しました。
「見た目を変えずに、音質向上について、どんなことができるかを知りたい。」
とのことで、現在装着されているスピーカーなどの状態解析を実施しました。
弊社では、ボルボへのスピーカー交換実績は豊富にございますが、XC40については未着手でした。
スピーカーの位置とサイズ確認。
Aピラーには、純正ツィーター(高音用スピーカー)が装着されています。
ドアにメインスピーカーが装着されています。
低音を出すサブウーハーは、ダッシュボードとエンジンルームの間にあるバルクヘッドと呼ばれる辺りにあります。
姿は見えませんが、低音はよく響きます。
ドアスピーカーのサイズや取り付け方法確認。
ドア内装を外すと、ドア側にはスピーカーがありません。
ドアの内装にスピーカーが固定されています。
サイズを確認してみますと、10cm弱の口径に見えます。
内装への固定も含め、メルセデスベンツやBMWに似ています。
高音、中音、低音の3帯域を、各々得意なスピーカーで鳴らすことによって、より良質な音になるよう工夫されているようです。
世界の先端を行っているメーカーの流行なのかもしれません。
弊社一推しスピーカーが取り付け可能。
弊社で製造している鉄製台座がピッタリ合いますので、音質良好な弊社一押しスピーカーの一つ、Bewith製リファレンスAM Duo88であれば、しっかりガッチリ固定できます。
構造的にはハーマンカードンだけでなく、標準オーディオも同じですので、標準オーディオ車でも同様にスピーカー交換が可能です。
スピーカー交換せず、少し音を良くする施工。
内装にあるスピーカー保護カバー部分(グリル)ですが、中身が見えないようにするためなのか、ホコリ進入防止なのか、スポンジ材が装着されています。
スポンジ材があると、スピーカーから出た音を車内に届かせる邪魔になります。
将来の経年劣化があるとポロポロと崩れてしまうものもありますので、個人的にはあまり好ましくないと思っております。
グリルを外した状態の音を確認。
グリルを外した状態で、音を確認してみます。
同じスピーカーですが、音のクリア感が向上しています。
音の邪魔をしているスポンジを取り外し。
グリルにあるスポンジ材を外します。
スポンジ材を外してグリルを装着し、内装を元通りに取り付けします。
音を確認しますと、グリルを外した状態と同様なクリア感が追加された音でした。
スピーカーの姿が見えますので、スポンジが装着されていたのは、見た目の問題だと推測します。
参考までに、XC40のスピーカーグリルは、以下の点で音の邪魔をしている可能性が低いと想定しています。
- 薄い金属(ステンレス)製であるため、スピーカー正面以外にも音が拡散される。
- 穴が開いている面積がスピーカーに対して広い。
- 穴のサイズが比較的大きい。
スポンジ材がスピーカーからの音を邪魔しているのが確認できました。
センタースピーカーも確認。
ダッシュボード上のセンタースピーカーも確認します。
センタースピーカーも、形状は異なりますが、ドアスピーカーと同様に3点留め固定でした。
センタースピーカーまで含め、弊社でのスピーカー交換については問題なく承れることが確認できました。
ボルボXC40での音質向上目的のスピーカー交換、承ります。
XC40用の音を良くする鉄製スピーカー固定金具も既に弊社でご用意しておりますので、音質向上目的のスピーカー交換は問題なく承ります。
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