ボルボS60でのオーディオ音質向上のスピーカー交換
北欧車ならではのデザインと安全性、ボルボS60(2004年式)です。
オーディオデッキ交換の高音質化から1年、「スピーカー交換したい!」
1年ほど前、高音質CDオーディオデッキへの付け替えをご依頼くださいました。
物足りない箇所の発生と、良い経験の記憶。
デッキ交換によって高音質になったながらも、弊社の試聴用車両でのご試聴で「スピーカー交換したい!」というお気持ちになられたそうです。
理由・きっかけとしては、
- ベースの音が聞こえない。
- 試聴での音が忘れられなかった。
音が良くなったながらも、デッキ交換だけでは、物足りないとのことです。
当時の試聴車両は、年式が1年違うだけの兄弟車ワゴン、ボルボV70(2005年式)です。
試聴用車両ボルボV70の音に共感をお感じとのことですので、スピーカ機種や施工方法も同じ方法を踏襲します。
試聴用車両での施工よりも音質向上する内容は、追加で盛り込みます。
スピーカー機種は、国内最高峰メーカーBewith製
試聴用車両に採用しているスピーカーは、国内最高峰メーカーBewith製リファレンスAMシリーズですので、同じものを使用します。
スピーカー交換施工
スピーカー交換施工作業を開始します。
ドア内装を取り外すと、純正スピーカーの姿が見えます。
コストダウンの影響か、音が悪くて当然の内容を採用している純正スピーカー。
純正ドアスピーカーです。
純正スピーカーのマグネットは、比較的大きく重いものが付いていましたが、
- デッキからの信号が再生しにくい、動きが重い振動板。
- 振動板の動きを受け止められず、音への変換効率が低い、柔らかい材質の台座。
などの影響で、ベースの音が聞こえないような音になるようです。
走りや燃費、乗り心地とは関係無い箇所ですので、コストダウンの影響が当然かと思いますが、音が悪くて当然の内容です。
音が良好なスピーカーと音質向上する部材や施工内容のマリアージュ。
音質向上を目的としたスピーカー交換後です。
音が良好なスピーカーを採用するだけでは、音質向上には片手落ちです。
- スピーカーからの振動を音に変換する効率を上げると、より細かい音も出て来ますので、耳や脳には「リアル感が向上した」と感じられます。
- ドア内の「空気流通コントロール」を追加すると、より車室内へ音を出す量が増えますので、相対的にドア内装内のビビリ音など不具合原因が減少します。
- 接続は、純正ハーネスを加工しない関係上、安定動作と長期間での動作でも不具合発生しにくいです。
良い音を楽しむには、大事な内容です。
スピーカーと取り付け周辺のマリアージュがあってこその高音質化です。
ツィーターは純正位置にこだわらず、音質向上効果のある箇所へ
ツィーター固定箇所は、無理に純正位置にこだわらず、弊社試聴用車両で実績のある位置へ取り付けしています。
内装の網の奥に隠れているよりも、見える箇所へ設置した方が、高音が耳に届きやすくなります関係上、よりクリア感が鮮明になる効果があります。
運転席で聴いた音がベストになるよう、運転席の耳に向けた角度に微調整します。
スピーカー交換施工、完了
見た目はドアミラー内側へ設置したツィーターのみの小変更ですが、音は大きく音質向上しています。
- 「聞こえない低音」ではなく、しっかりビシッと効く迫力ある低音
- クリア感のある高音
- リアル感のあるボーカルや楽器の音
神奈川県横須賀市からお越しのN様、ご依頼ありがとうございました。
ボルボでのオーディオ音質向上、ご相談から承ります。
ご相談やご依頼は、お電話(055-952-3236)またはお問い合わせフォームからどうぞ。
その車に何がベストかを常に考える
(株)赤池カーコミュニケーツシステムズ
静岡県沼津市旭町82
TEL:055-952-3236
webサイトはコチラ
お問い合わせはコチラ