40系ヴェルファイアZプレミアオーディオ音質向上施工
「中音・低音の物足りなさ。イコライザやタイムアライメントができない。車の運転のつまらなさ。」などなどにご不満やお悩みがある方が、オーディオ音質向上目的に、40系ヴェルファイアへの施工事例が豊富な弊社へご相談くださいました。見た目が純正状態に仕上がる上に音が良くなるスピーカー交換と低音増強サブウーハー追加とプロセッサー内蔵アンプ(DSP)追加を実施しました。施工後「中音・低音に音圧が増した。大変気に入った。」とご感想をいただけた施工事例をご紹介します。

トヨタヴェルファイア(40系)Zプレミアです。
音が気に入らない。細かい調整もできない。

「中音・低音の物足りなさ。イコライザやタイムアライメントができない。」とご不満だったそうです。
音にご不満のせいか、「車の運転のつまらなさ。」も日々募っていたようです。
音質向上には、音の出口、スピーカー交換が効果大。
2025年現在、外車や新型車を中心に、オーディオ本体を交換できる車種が無くなってきており、音を良くする手法として「カーナビ交換」は成り立たなくなっています。
交換できなくなった代わりに、純正オーディオ本体の基本性能は、以前とは比べものにならないほど、良好になっています。
一方、時代が進むにつれ、基本構造が比較的簡易な純正スピーカーは、コストダウンが進み、安価な材料による音への影響が大きいです。
オーディオ音質向上には、音の出口であるスピーカー交換が効果大きいです。
スピーカー交換で音を良くするには、
- 良質な音を発生するスピーカーを、
- 音を出す効率を向上させる部品や材料を使用して、
- 適切な工法で施工することによって、良好な音に変わります。
音質向上スピーカー取付コンプリートキットを製造、取り付け。
弊社では、良質なスピーカーを、音を出す効率を向上させる部品や材料を使用して、適切な工法で取り付けできる状態にスピーカーキット化して、車両へ施工します。

弊社製「ヴェルファイア(40系)Zプレミア用音質向上スピーカー取付コンプリートキット」です。

キットそのままの状態ですと、ダッシュボード上に高音用スピーカー=ツィーターを設置しますので、若干見た目に変化があります。
純正JBL装着車両のAピラー内装をメーカーから取り寄せして、ツィーターを内蔵する仕様も承っております。
見た目は純正のままで、音が良好になる工法です。
音質向上スピーカー取付コンプリートキットのスピーカーは、国内最高峰カーオーディオメーカー製。

ヴェルファイア(40系)用音質向上スピーカー取付コンプリートキットのスピーカーは、音質や音色が大変良好な、国内最高峰カーオーディオメーカーBewith製リファレンスAM TrioSを使用しています。
音質や音色を一番左右するスピーカーの振動板は、アンプからの信号にリニアに動作する、剛性が高く軽量な、アルミニウムとマグネシウムの複合材を採用しています。
口径に応じて、高音・中音・低音の各スピーカーがありますが、どのサイズも同じ材質の振動板を使用することで、音色の統一化を図っています。
他のスピーカーでは、高音用から低音用まで、同じ材質の振動板を使用しているものは、ほとんどありません。
口径が変わっても同じ振動板材質を採用することは、言うのは簡単ですが、実際に実施するのは大変難しいことです。
振動板材質の他、最新技術を採用することで、細かい音や弱い音も耳に届き、他のスピーカーでは出せない音が出せることで、「同じ曲なのに、今まで聞いたことがない音が聞こえた!」ということもあります。
スピーカーキット、取り付け施工。
音質向上するスピーカーキットの取り付け施工を実施します。

ダッシュボード上に装着されている純正スピーカー取り外しから実施します。

Aピラー内装とダッシュボード上スピーカーグリル(網)を外すと、純正ダッシュボード上スピーカーの姿が見えます。
中音用スピーカーの真ん中に高音用スピーカーが内蔵されておりますものの、高音があまり出て来なく、クリア感が無く、平べったい感じの音に思えます。
安定動作と不具合防止に効果あるコネクタでの接続。

音質向上スピーカーキットへ付け替えします。
接続は、純正スピーカーと同じコネクタを使用します。
接続が確実になることで、安定動作と経年劣化による不具合を防止できるメリットがあります。
スピーカーの振動を音に変換する効率が高い、鉄製台座を専用設計製造して使用。

音質向上スピーカーへ付け替えしました。
純正位置へスピーカーを固定するのには、ヴェルファイア専用スピーカー固定台座を設計製造して使用しています。
スピーカーの振動を音に変換する効率が高い、硬く重い「鉄製台座」です。
スピーカーから発生する、表現力を持つ弱い音や細かい音も、空気振動=音へ変換する効率が向上しますことから、音の表現力やリアル感、空気感も耳に届けられます。
仕上がりの見た目は「純正JBL」

ツィーターを内蔵したAピラーも含め、グリルを装着しますと、ダッシュボード上スピーカー交換完了です。
見た目は、純正JBL付車と同じ仕上がりです。
ドアスピーカー交換施工。

ダッシュボード上スピーカー交換に引き続き、ドアスピーカー交換を実施します。

ドア内装を取り外すと、純正ドアスピーカーの姿が見えます。

純正ドアスピーカーです。
先代である30系よりも大口径になり、低音が出やすくなったように見えますが、残念ながら、ビシッと締まりがある低音が出るわけではありませんし、低音の量も多くないように感じます。
振動板自体は軽量な樹脂製ではありますものの、剛性が無く、ペラッペラの柔らかい振動板のために、空気をしっかり動かす能力が低いのです。
台座一体型のスピーカーフレームも柔らかい樹脂製のため、振動板で発生した振動を吸収してしまい、空気振動=音に変換されにくく、表現力有る音にはならずに平べったい音になりがちです。

純正スピーカーを固定していたネジは鉄製ですが、ドア側のナットは柔らかい樹脂製です。
スピーカーフレームと同様に、柔らかい素材で固定しますと、エッジのある振動を吸収して音を鈍(なま)してしまいますので、ボンヤリした音になりやすいです。
樹脂製ナットは外します。

固定用ネジとナットは、硬い鉄製へ変更します。
工具で表と裏から、ガッチリ締め込むことで、エッジのある音を再生してくれます。
ボンヤリせず締まりあるシャープな音にする目的があります。

スピーカー接続は、ダッシュボード上スピーカーと同様に、純正スピーカーと同じコネクタを使用します。
コネクタでの接続によって、安定動作や不具合防止だけでなく、お乗り換えなどの際には、純正スピーカーに戻すことが可能です。

ドアスピーカーキット取り付け後です。
ヴェルファイアのドアにピッタリ無加工でガッチリ固定できるよう、専用設計製造した、音質向上効果がある鉄製台座を使用してスピーカーを固定しています。
台座は可能な限り厚くして重くすることで、振動板の振動を受け止め、音に変換する信号量を増やし、結果的に、低音でありつつも、細かい音や弱い音も再生できることによって、音のリアル感や臨場感を感じられる音になります。

ドア内装を元に戻せば、ドアスピーカー交換完了です。
ドアの見た目は一切変わりません。
低音増強目的のサブウーハー追加。

物足りない低音を増強する、サブウーハーを追加します。
ドアスピーカーからも低音は発生しておりますものの、ドアスピーカーから出せる低音には限度があり、一番低い低音は出せません。
低音の専門職、サブウーハーを追加することで、音質向上に有効です。
弊社では、ガソリン車では、助手席下へ取り付け可能ですが、ハイブリッド車では助手席下に入りませんので、3列目シート下へ取り付けします。

施工のために跳ね上げしたシートを元に戻すと、サブウーハーが邪魔にならないことが分かります。

電力を多く使用するサブウーハーの電源は、バッテリーから直接供給します。
安定動作が一番の目的ですが、時代が進むについて細くなる車両配線から電源を取得するのは、不具合や事故を起こしかねません。

サブウーハーの太い配線を車内に引き込むため、バッテリーカバーを加工して配線の「逃げ」を作ります。
安全と不具合防止のためです。
お乗り換えの際にサブウーハーを外す場合、新品バッテリーカバーを用意して、完全に純正状態に戻すことが可能です。

運転している状態でも、容易にサブウーハーからの低音量を調整できるよう、コントローラーを設置します。
手を伸ばせば、見なくても感覚的に操作が可能な箇所です。
さらなる音質向上と詳細調整を可能にするプロセッサー内蔵アンプ(DSP)追加

お好みの音に調整できないのもご不満点の一つでしたので、イコライザー等で調整可能にする、プロセッサー内蔵アンプ(DSPとも呼ばれます)を追加取り付けします。
一般的にはパソコンを接続して音の調整をしますが、スマホアプリによるご自身での調整をご希望されましたので、サイアコ製HSA-400PRO10を採用しました。
同社製4chDSPの中では、一番ハイパワーな機種です。
言い方を変えれば、「より良い音になりやすい」です。
アンプの出力w数は、「デカイから偉い!」ではありません。
出力w数が大きいものは、実際に使用するw数を余裕で鳴らす力がある、ということです。
アンプが実際に発生する出力は、ほぼ音量で決まりますものの、同じw数を出力しても、「そのw数を余裕をもって鳴らせるか?」によって、細かい音が出せるかが変わります。
細かい音まで出力できるようであれば、人間の耳と脳には、「音質や表現力が上がった」と感じ「良い音だ」と感じます。

同じサイアコ製4chDSP、HSA-300-31optと比較しますと、設置面積は倍くらいあります。
ハイパワーな分、サイズも大きく、重いです。
設置の際には、設置可能箇所をあらかじめ確認しておく必要があります。
ただし、DSP追加による音質向上は、2点注意点があります。
- 良好かつ適切なスピーカー交換ほどの音質向上効果は無い。
音の出口であるスピーカー交換を実施する方が、音質向上効果は高いです。 - 動きが重い純正スピーカーのままでDSPを追加しても、効果は薄い。
信号が良好になっても、動きが重いスピーカーが相手では、「打てど響かず」となりますので、音質向上効果は限定的です。
DSPを追加しても、「あまり音が良くならなかった」とお感じの方、スピーカー交換されると劇的に変わる可能性があります。

DSPは、純正オーディオ本体背面の車両ハーネスに接続します。
安定動作と不具合防止を考慮して、車両側ハーネスを無加工で接続できるよう、ヴェルファイア専用配線を製造してから、車両へ施工します。

HSA-400PRO10は、センターコンソール一番前のスペースへ設置します。
サイズが大きいながらも、設置面積としてはピッタリ収まります。

センターコンソール内装を元に戻せば、見た目変わらず、DSP追加完了します。
音質向上スピーカー交換、サブウーハー追加、DSP追加、完了。

オーディオ音質向上目的の「スピーカー交換」「サブウーハー追加」「DSP追加」が完了しました。
ご自身でのスマホアプリでの詳細調整も可能です。
見た目は一部JBL仕様に変わりましたが、純正そのものです。
オーディオの使い勝手も変わりません。(大事なポイントです)
肝心の音はいかがでしょうか?
- 純正では全体的に若干ボンヤリして平べったい音でしたが、ハッキリとしたクリア感ある音に変わりました。
- 低音はしっかり迫力があります。
- ボーカルや楽器の音にリアル感があり、表現力や拡がり感もあります。
音楽を楽しめる1台になりました。
お客様から、ご感想などをいただきました。
Q1:当店へご依頼される前に、どんなことをお考えでしたか?何にお困り、お悩みでしたか?

A1:中音・低音のもの足りなさ。
イコライザやタイムアライメントができない。
Q2:何がきっかけで当店を知りましたか?(インターネットの場合は、検索ワードをご記入ください)

A2:インターネット Youtube (40系 スピーカー)
Q3:当店を知って、すぐご依頼いただけましたか?しなかったとしたら、どんな不安がありましたか?

A3:すぐ依頼。
車の運転のつまらなさ。
Q4:量販店を含む他店があるにも関わらず、何が決め手となって、当店へご依頼いただけましたか?

A4:仕事がていねい。
人がらの良さ。
Q5:実際にご依頼いただいて、音などはいかがですか?(できるだけ具体的に教えてください)

A5:中音・低音に音圧が増した。大変気に入った。
長野県長野市からお越しの戸谷様、ご依頼ありがとうございました。
ヴェルファイアやアルファードでのオーディオ音質向上、ご相談から承ります。

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