30系ヴェルファイア/アルファードMOPナビJBLオーディオへの不満と対策
弊社で定番メニュー化しております「30系アルファード/ヴェルファイアメーカーオプション(MOP)ナビJBLオーディオ付車でのスピーカー交換」です。
今回も迷えるヴェルファイアにお乗りの方からのご相談から始まります。
「どうにも音が悪くて聞いていられない」
悲痛な声です。
決して安くないオプション価格ですので、なおさらでしょう。
純正ナビは何もできない。でも…
ディーラー様でも量販店様でも、「純正状態からは何もいじれない」とされているメーカーオプションナビ付車でも、弊社では、純正スピーカーを取り外して、市販スピーカーを取り付けすることによって、純正の現状とは大きく異なる車内音質を提供しています。
ご用意しておりますメニューとしましては、基本的にフロントスピーカー交換なのですが、お好みに応じてスピーカーの機種を選択いただけます。
弊社オススメのクラリオン製北米モデルと米国キッカー製です。
高音専用スピーカーのツィーターは、ダッシュボード上に設置した方が、音が良く通りやすくなります。
結果的に音が良好になりやすいです。
「どうしても純正の見た目でなければイヤだ」というお好みにも対応します。
デモカーでのご試聴の上で、クラリオン製北米モデルSRQ1623Sに決定です。
ツィーターはダッシュボード上に設置ということで、「できるだけ良い音にしたい」という渇望の想いです。
良い音は現状の解析から
ドア内スピーカーは純正では低音専用のサブウーハーですが、残念ながらロクロク低音を出してくれない上に、モワモワ・モコモコした低音です。
音の印象が「ボワボワ」した感じになるのは、ここも原因の一つでしょう。
純正スピーカーでの固定方法は、どのメーカーでも高級車でもプラスチックでの固定が通常です。
残念ながら、弊社の実験では、「柔らかい素材での固定では、しっかりした良好な音を出すことができない」という結論に達しています。
できるだけ硬い素材の方が良好に表現力の高い音を出してくれやすいので、プラスチックよりも木材よりも金属製を採用します。
金属でも、アルミより鉄の方が堅く、出てくる音もリアルなことから、最近では鉄製固定台座(バッフルボード)を使用することがほとんどです。
鉄製バッフルボードで、しっかりしたリアルな音を出してくれるスピーカーを固定すれば、見た目が純正のままでも良い音になります、
ダッシュボード上のスピーカーは、通常では高音専用のツィーターと呼ばれるスピーカーであることが多いのですが、MOP付車だと異なることが多いです。
驚くことに、ここがメインスピーカーだったりします。
ツィーターに置き換えてしまうと、今までボーカル等も出ていた音が高音だけになってしまいます。
音楽にはなりません。
「スピーカーを交換したら、とんでもない変な音になってしまった」という失敗例は、システムを理解していない状態での施工だからです。
システムを理解した上での接続と取り付けによって、純正スピーカーに左右されない音になります。
一番重要な、結果はいかが？
交換完了しての音は、既に安定の領域です。
高音はしっかりキレイに伸びますし、ボーカルも明瞭。
低音だけはボワンとした音が無くなるだけに量感が減りますが、別で小さいものでもチューンナップサブウーハーを追加取り付けすると、量感不足は解消されます。
作業前は「音が悪すぎて、ラジオすら聴く気になれなかった」とのことでしたが、かなりご満足いただけた様子です。
「メーカーオプションナビ付きで、音は何も改善できない」という方、弊社でご相談から承ります。
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