ボルボV90(PB420)での音質向上スピーカー交換
弊社の試聴用車両に仲間入りしました、ボルボV90クロスカントリー(PB420)です。
パッと聴いた感じは良好？の標準オーディオ
オプションオーディオの「ハーマンカードン(Harman Kardon)」や「バウワース＆ウィルキンス(Bowers & Wilkins B&W)」は未装着の、標準オーディオ車です。
納車された直後のパッと聴いた感じでは、「おっ！純正オーディオの割には良好かも」と思いましたが、諸々聴いているうちに、全体的にボンヤリした感じの音や奥行き感の無い音が気になるようになりました。
国内最高峰カーオーディオメーカー製スピーカーへ付け替え。
弊社お勧めスピーカーのひとつ、国内最高峰カーオーディオメーカーBewith製リファレンスAM Trio Sを取り付けすることにしました。
フロントドアに3way構成のスピーカー
日本国内に正規輸入されている2017年以降にモデルチェンジしたボルボ車の多くは、フロントドアに3way構成のスピーカーが装着されています。
V90だけでなく、XC90やXC60,V60,S60も同様構成です。
ハーマンカードンやB&Wが装着されますと、センタースピーカーやサブウーハーが追加される上、アンプのch数も増えます。
ドアスピーカー交換施工。
ドア内装を取り外します。
ドア側に装着されている純正スピーカーの姿が見えます。
高級な3way構成ながらも、各スピーカーの質は純正スピーカーの域は出ない。
ドアに装着されている、純正ドアスピーカーです。
低音を主に再生するスピーカーです。
燃費重視の設計やコストダウンの影響から、振動板材質やフレーム、台座等の材質がボンヤリした音が出す内容となっています。
ドアから取り外した、ドア内装です。
ドア内装の裏面に、中音用と高音用スピーカーが装着されています。
純正中音用と高音用スピーカーです。
スピーカーの構成だけで言えば、大変高級な内容ですが、各スピーカー自体の材質は、純正スピーカーの域を出ることはありません。
取り外した純正スピーカー、大・中・小です。
低音用・中音用・高音用の各周波数帯域を担当しています。
新スピーカーの接続は、純正スピーカーと同じコネクタを使用。
純正スピーカーから新スピーカーへ交換する際、接続するケーブルが必要です。
純正スピーカーと同じコネクタを使用して接続することで、車両側配線も無加工で、安定した動作と経年劣化防止が可能になります。
乗り換えの際なども、容易に純正スピーカーへ戻せますので、新スピーカーは次の車両へもご使用いただけます。
スピーカーケーブル自体は、ご指定がない限り、スピーカーと同じ良質なBewith製を使用しております。
スピーカー側の平端子は、ドア内の雨水による湿度が高い環境下でも腐食に強い金メッキ端子(Bewith社で使用しているもの)を使用しております。
ドアスピーカーへのコネクタでの接続です。
ガッチリ安定した接続です。
ドア内装裏側スピーカーへの接続です。
大きめなコネクタで、堅牢なつくりです。
スピーカーの固定などは、性能を活かす手法を盛り込み。
音質や音色、性能が良好なスピーカーのみに頼らず、より良い音にする内容を盛り込んで取り付けしています。
- 重く硬く厚さを確保したオリジナル鉄製台座と硬く腐食しないステンレス製ネジを使用することで、スピーカーの振動を音に変換する効率を向上させ、リアル感のある音を発します。
- スピーカー固定面などの隙間を空気を通さないスポンジ材で埋めることで、スピーカー背面から発生する逆相音の影響を防止して、クリアな音を実現します。
- ボルボV90のドアがデッドニング不要な構造であります上、空気流通コントロール技術採用で、不快な内装の鳴きやビビり音の影響を防止します。
見た目変わらず、大きく音質向上したスピーカー交換後。
スピーカー交換後です。
見た目は一切変わりません。
肝心な音は、
- 若干ボンヤリした音が、クリアな感じの音になりました。
- 低音も締まりがあり、ビシッとした低音が出ます。
- ボーカルや楽器の音にクリア感があり、奥行きや拡がりも感じます。
ボルボでのオーディオ音質向上は、ご相談から承ります。
お問い合わせやご相談は、お電話(055-952-3236)またはお問い合わせフォームからどうぞ。
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