プリウス(50系)ボーカル良好な3wayスピーカー化
ハイブリッド車と言えば！トヨタプリウス(50系)です。
ボーカルがショボい！
「ボーカルの音がショボかった。」
とのことで、オーディオ音質向上のご相談をいただきました。
既に低音強化済み！でも物足りない。
トランクには、既に低音増強を目的としたサブウーハーが装着されていました。
パイオニア・カロッツェリア製TS-WX300Aです。
低音の迫力が増えるながらも、ご不満点は解消されません。
音質向上には、スピーカー交換が費用対効果が高い。
音質向上目的であれば、スピーカー交換が一番費用対効果が高いです。
車両に合わせたスピーカーを、試聴用車両でご確認・ご選択。
通常は、純正装着されているスピーカーに準じて、取り付けするスピーカーを考慮します。
プリウス(50系)の場合は、ドアスピーカーとダッシュボード上スピーカー(高音用ツィーター)の2ケ所(2way構成と呼びます)です。
弊社試聴用車両で音をご確認され、お選び下さったのは、弊社でオーストラリアから独自輸入しております、クラリオン製スピーカーSH1624Sです。
ご不満や目的に応じて、カスタマイズも可能。
「ボーカルがショボい」のが一番気になるのであれば、ボーカルを一番得意なスピーカーに任せるのが、一番メリットが高いように思えます。
ボーカル帯域を中心とした音が得意な中音用スピーカー「スコーカー」の追加をご提案しましたところ、ご快諾くださいました。
スピーカーが口径違いで3ケ所装備されることから、3way構成と呼ばれます。
音色を合わせるため、クラリオン製SH1624Sに酷似した音が出る、米国キッカー製KSシリーズを使用します。
プリウスに合わせた構成に製造してから、車両へ装着取り付け。
プリウスに合わせて、すんなり取付できる状態に製造してから、車両へ装着取り付けします。
ドアスピーカー取付。
ドアスピーカー取付開始します。
ドア内装を取り外しますと、純正ドアスピーカーの姿が見えます。
ショボいボーカルや全体的にボンヤリした音が出る、純正スピーカー材質。
純正ドアスピーカーです。
スピーカーとは、「アンプ(ナビ)からの信号を音に変換する装置」なのですが、使用される材質によって音は大きく変わります。
- アンプからの信号を音に変換しにくい「動きが重い振動板」
- スピーカーからの振動を効率良く音に変換できない「柔らかくて軽い台座」
ボーカルがショボいだけでなく、リアル感が無く、全体的にボンヤリした音になる原因です。
リベットの切除は、切り粉が発生しにくいニッパーを使用。
プリウスの純正スピーカーはネジではなくリベットで固定されています。
一部欧州車でも見られますが、軽量化と製造時コストダウンの一環でしょう。
リベットを外さないとスピーカーが外せませんので破壊しますが、一般的には電動ドリルで外していることが多いと思います。
電動ドリルを使用しますと、尖ったリベットの切り粉(アルミニウム)が散乱しやすくなり、フロアマットやカーペットに付着すると取りにくくなります。
尖ったアルミニウムの切り粉は、乗っている方の足に刺さったりしますので、痛い目に遭うこともあります。(靴を脱いでいたりする場合)
弊社では、切り粉の散乱や発生を抑制するため、電動ドリルではなく、ニッパーで切除する工法を選択しています。
手間ではありますものの、使用状態から逆算して、「使う人がデメリットなくハッピーに」と考えます。
より良い音のための強固な固定、安定動作のための接続。
あらかじめプリウスに合わせて製造してあるスピーカーを取り付けします。
ボルトとナットで固定しますが、表と裏から、ドライバーとスパナを使用して、しっかりガッチリ締め込み固定します。
ガッチリ固定することによって、音に変換する効率を上げることに繋がりますので、より良い音になります。
スピーカーの接続は、純正スピーカーと同じコネクタを使用します。
確実な接続ができますので、経年劣化による不具合を抑制し、長期間安定してご使用いただけます。
よりクリアで純度が高い音にするために、空気流通コントロール。
スピーカー交換後です。
スピーカー製造時に施工済ですが、スピーカー表裏の音波相互干渉やドア内装へビビリ音防止効果がある「空気流通コントロール」も盛り込んでいます。
音の打ち消し合いやノイズを防いで、本来の音だけ耳に届くようになり、純度が高いクリア感のある音になります。
ドアスピーカー交換後、見た目は一切変化無し。
ドアスピーカー交換後です。
ドアの見た目は一切変わりません。
ダッシュボード上スピーカー交換。
ダッシュボード上スピーカーに着手します。
スコーカーもガッチリ固定で、ボーカルをリアル感ある音に。
ボーカルを中心とした帯域が得意なスコーカーを、分厚い鉄製固定台座でガッチリ固定します。
ボーカルがよりリアル感のある音になることが期待できます。
接続はもちろん、純正スピーカーと同じコネクタを使用して、安定動作と長期間のノーメンテナンスを実現しています。
指向性の強い高音専用のツィーター、運転席での音をベストに。
高音専用スピーカーであるツィーターは、ダッシュボード上のグリルへ固定します。
純正位置ですと、ガラスに反射した音しか耳に届きません。
ガラスに反射した音は減衰していますので、高音は鈍っています。
より良い音質をお求めであれば、隠すより見える位置へ固定した方が、良質な高音が耳に届きやすくなります。
高音は指向性が強いため、向いている方向へ強いエネルギーが出力されます。
逆に、少し中心から外れるだけで、高音のエネルギー量が極端に減少します。
ツィーター固定角度は、運転席で音を聴きながら微調整して、よりクリアな音で、ベストな左右バランスにします。
ツィーター固定角度調整で、運転席に音を合わせますと、「タイムアライメントも不要になる？」と思える音になることもあります。
3way化したスピーカー交換後の音は？
スコーカーを追加して3way化したスピーカー取付が完了しました。
純正との見た目の違いは、ダッシュボード上に追加したツィーターのみです。
肝心の音は、
- ボンヤリした音が無くなり、全体的にハッキリした音
- ボーカルが活き活きしてクリア
- サブウーハから出ていない、厚みのある中低音がドアスピーカーからしっかり出る
お客様から、ご感想などをいただきました。
Q1:当店へご依頼される前に、どんなことをお考えでしたか？何にお困り、お悩みでしたか？
A1:ボーカルの音がしょぼかった。
Q2:何がきっかけで当店を知りましたか？(インターネットの場合は、検索ワードをご記入ください)
A2:インターネットで 沼津 スピーカー 交かん
Q3:当店を知って、すぐご依頼いただけましたか？しなかったとしたら、どんな不安がありましたか？
A3:わりとすぐに決めました。クチコミを見てから
Q4:量販店を含む他店があるにも関わらず、何が決め手となって、当店へご依頼いただけましたか？
A4:他のユーザーのまんぞく度
Q5:実際にご依頼いただいて、音などはいかがですか？(できるだけ具体的に教えてください)
A5:中音をプラスしてもらってとても良かった
静岡県裾野市からお越しの高瀬様、ご依頼ありがとうございました。
プリウスでのオーディオ音質向上、ご相談から承ります。
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