プリウス(50系)で音質向上するスピーカー3way化
燃費第一でスタートしましたが、走りも良好になったプリウス(50系)です。
純正スピーカーだと音が悪い!
「音が良くないので、なんとかしたい。」
とのことで、スピーカー交換をご依頼いただきました。
50系プリウスは、通常はドアスピーカー交換不可。
弊社では、スピーカー交換できないと言われている50系プリウスでのスピーカー交換も承っております。
細かく言えば、ドアスピーカー交換が不可とのことなのですが、弊社では対策方法を承知しておりますので、ドアスピーカーの交換も含め、対応可能です。
ダッシュボード上スピーカー交換で対応。
お客様からは、
「一応交換しちゃダメと言われてるので、それ以外でなんとかしたい。」
とのご意向ですので、ドアスピーカーを除き、ダッシュボード上スピーカーで対処することにしました。
ダッシュボード上スピーカーの保護カバー(グリル)を外します。
クリップで固定されているだけではありますが、内装ハガシを差し込む隙間がありませんので、注意が必要です。
グリルを外すと、純正スピーカーが見えます。
メーカーの設定では、高音用ツィーターの扱いだとは思いますが、ツィーターにしては口径が大きいために高音がそれほど出ず、動きが重い振動板などのためにボンヤリした音になっています。
ボンヤリしないスピーカーに付け替えするだけでも、大きく音質改善します。
2ヶ所のネジを外して、純正スピーカーを外します。
ボンヤリしないスピーカーへの付け替え。
純正スピーカーを接続してあったコネクタへ、市販スピーカーを接続するための配線を作成して接続します。
純正コネクタや純正ハーネスを一切加工しませんので、施工ミスや経年変化による不具合が発生しにくく、長期間ノーメンテナンスで使用できることと、乗り換え等の際に、容易に純正スピーカーへ戻せます。
ボンヤリしないスピーカーとして、弊社で定評のある米国キッカー製KSC3504を使用します。
音質向上するためには、スピーカー機種選定だけでなく、テクニック的な要素もありますので、内容を盛り込んで取付します。
高音を耳に届きやすくするために、ツィーター追加。
ダッシュボード内スピーカーが真上を向いている関係上、指向性が高い上に直進性の強い高音は、ガラスを反射した音しか耳に届きません。
ガラスでの反射は、スピーカーから出たエネルギーを100%反射するわけではありませんので、高音の量は目論見より減少し、クリア感やリアル感は大きく減少してしまいます。
高音を耳に届きやすくするために、純正スピーカーグリルへ高音専用スピーカー(=ツィーター)を追加します。
ダッシュボード上スピーカーと同じ、米国キッカー製KST2004を使用します。
前述しましたように、高音は指向性や直進性が強いので、より良く聴こえるように運転席や助手席に向けて固定します。
最終的には、運転席で音を聴いて、固定角度を微調整して、目の前に音のステージができるようなイメージの音を創ります。
50系プリウスでの音を考慮した3wayスピーカー完成。
高音用ツィーターを追加、中音用スピーカー(=スコーカー)を交換し、低音を担当する純正ドアスピーカーと組み合わせた、3wayスピーカーシステムが完成しました。
見た目の変化はダッシュボード上に追加した小さいツィーター追加のみです。
音はいかがでしょうか?
ボンヤリした音が無くなり、しっかりしたシャープな音になっています。
高音はクリアで低音はビシッと出ています。
ボーカルや楽器の音も、リアル感高いです。
お客様からご感想などをいただきました。
Q:当店へご依頼される前、どんなことをお考えでしたか?何にお困り、お悩みでしたか?
A:純正スピーカーの音質に不満がありました。
Q:何がきっかけで当店を知りましたか?(インターネットの場合は、どのように検索されましたか?)
A:「静岡 カーオーディオ」と検索し、沼津にあることを知りました。
Q:当店を知って、すぐご依頼いただけましたか?しなかったとしたら、どんな不安がありましたか?
A:すぐにインターネットで質問、依頼をしました。
Q:量販店を含む他店があるにも関わらず、何が決め手となって、当店へご依頼いただけましたか?
A:50系プリウスはフロントスピーカー交換不可であるため、カーオーディオ専門店ならば他の方法で音質を改善してもらえると思いました。
Q:実際にご依頼いただいて、いかがですか?(できるだけ具体的に教えてください。)
A:今まで聞こえていなかった音が聞こえ、楽器やヴォーカルの音がとても鮮明になりました。低音も想像していた以上に出ていました。
沼津のお隣、駿東郡清水町からお越しのF様、ご依頼ありがとうございました。
スピーカー交換できない車種でも、まずはご相談を。
50系プリウスのように、スピーカー交換できないと言われる車種でも、まずはご相談ください。
ご相談から、場合によっては実際の車両調査を含め、可能な内容をご案内いたします。
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