試聴用車両三菱i-MiEVでルーフ防振施工の効果確認
弊社試聴用車両の1台でもあり、代車でもあり、大活躍の三菱i-MiEVです。
ルーフ防振の効果を改めて再確認。
一昨日、お客様の防振施工を実施し、ルーフ防振の効果が高かったため、改めて弊社車両で再確認することにしました。
効果は、主に以下2点です。
- 室内の静粛性向上
- オーディオ音質の向上
車両によって、施工可能面積や箇所が異なる。
お客様の車両は、大きなサンルーフ付車で、後ろ半分しか防振施工できなかった代わりに、用意した防振材をできるだけ密に詰めて貼り付けしました。
i-MiEVはサンルーフ無ですので、施工可能面積が広いため、ある程度隙間を開けた施工でも効果があるかも確認します。
軽自動車のせいか、雨が降ると、結構大きな雨音が発生しますので、雨音対策にもなれば嬉しいです。。
施工作業の前に、各ピラーの内装を取り外す必要有り。
屋根の内装を外すためには、各ピラーの内装を外す必要があります。
ピラーの本数分の作業がありますので、結構面倒ではありますが、やらないと先に進みませんので、粛々と進めます。
ピラー内装は、車両によっては下半分から外さないとピラーまで外れないものもありますので、手間だけでなく、外した内装を保管しておくスペース確保も重要です。
i-MiEVの屋根は、平らな1枚物。
ピラー内装が外して、ルーフ内装を外しました。
大きな1枚物ですので、途中で折れ曲がったりしないよう、慎重に外します。
内装だけでなく、屋根も鉄板1枚物で、補強が2ケ所あるだけです。
雨音がうるさいのも理解できます。
使用する防振材は、吸音能力も高い優れモノ。
施工に使用する防振材は、積水化学工業製レアルシルトアブソーブです。
防振と吸音の効果があります。
脱脂しながら貼り付け施工します。
広い面積を均等に隙間を開けて施工して、効果を確認。
施工面積が広いですので、前から後ろまで、まんべんなく均等に隙間を開けて貼り付けしての効果を確認します。
レアルシルトアブソーブの貼り付け完了後、屋根内装を元に戻します。
屋根内装とピラー、外した箇所を元に戻せば、見た目は施工前と変わりません。
施工後の効果は？
予想していましたが、効果はしっかりありました。
ある程度、隙間を開けての施工でも、同じ量の材料を使用すれば、同様に結果が出るようです。
- 施工直後、室内に入った時の頭周りが静かな感じは、お客様の車両を施工した直後と同じ感覚です。
- オーディオの音を出すと、オーディオ関連機材を一切変更も調整もしていないのに、さらにリアルな感じの音に変化していました。
- 雨の日に再度確認しましたら、今までが如何にひどかったかがよく分かるほど、雨音が静かになりました。
室内を静かにしたい、音を良くしたいなら、検討の価値あり。
効果が見込めますので、「室内を静かにしたい」「音を良くしたい」という２つのニーズがあるようでしたら、お勧めの施工です。
施工時間は、i-MiEVで正味4時間半程度ですので、余程のことが無い限り、朝9時開始で夕方には仕上がる想定です。
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