三菱デリカD:5での音質向上スピーカー交換他
ミニバンの中でもヘビーデューティーな用途にも充分耐えうる、三菱デリカD:5(CV型)です。
3列目での音量増強用サテライトスピーカー追加をご検討。
「3列目のためのスピーカーを追加取り付けして、後席での音量を確保したい。」
とのことで、3列目用スピーカーのご相談をくださいました。
既にサテライトスピーカーは入手済みとのことで、ご相談にお見えになられましたが、ご来店時のタイミングが合わず、少しお話をさせてもらいました上で、まずはメールでご相談を承ることに。
事前にメールでのご相談を進めつつ、実際に一緒に車両を見ながらの検討を実施しました。
急なご来店について、ご案内です。 ご予約無いご来店の場合、他のご予約ご来店の方や施工作業がありますと、充分な対応ができかねます。 事前にお電話やお問い合わせフォームからのご連絡を強くお勧めします。 お客様と弊社、双方の時間を有効利用するためです。 ご協力くださいますと嬉しいです。 「ちょっと気になるから、行ってみよう」ということであれば、恐らく弊社はお役に立てない可能性が高いと推測しております。 「音が悪いので、なんとかしたい」など、明確な目的や課題があれば、シャープにご案内できると思います。
乗員に常に干渉するサテライトスピーカーは、安全上NG。
3列目用サテライトスピーカーを追加した場合、乗員頭部へ常に干渉してしまい、安全上NGな上、音質に関しては決して良好にはならないことが容易に判断が付きました。
3列目用サテライトスピーカー追加は、デリカD:5では有意義では無いように思えます。
サテライトスピーカー追加につきましては、検討前の状態になりました。
弊社でのスピーカー交換後の音をご試聴。
「弊社で作る音を聴いて、ご参考に」と、弊社の試聴用車両で、弊社でのスピーカー交換後の音をご確認。
国内最高峰メーカーBewith製スピーカーの音がお気に召されました。
クリア感やリアル感の高い音を奏でる、国内最高峰メーカーBewith製スピーカー、リファレンスAMの音をお気に召され、既に交換してあったフロントスピーカーを再度交換することになりました。
正直に申しますと、「あわよくば、3列目で聞く音も良好になるかも」という意識もありました。
フロントスピーカーは、既に他社で交換施工済み。
フロントスピーカーは、既に他社にて交換施工済みでした。
交換されていたスピーカーは、仏ブラム製LIVEシリーズ165.45です。
助手席下へサブウーハー追加も実施済で、仏フォーカル製IBUS20です。
スピーカー交換の金額としましては、今回お気に召されましたBewith製と大きく変わりませんが、
- スピーカーの音色
- 施工に使用する機材の材質
- 施工技術 などは大きく異なります。
スピーカー再交換後の音は大きく向上することが容易に想像できます。
スピーカー交換施工の前に取り外しと確認。
既存スピーカー取り外しと状態確認を実施するため、ドア内装を取り外します。
事前に聞いていました通り、ブラム製スピーカーが装着されています。
木製スピーカー固定台座(バッフル)の弱点。
使用不可の理由は水分。
スピーカーとアルミ製スペーサーを取り外しますと、木製スピーカー固定台座が装着されていました。
施工時のものか、経年劣化か不明ですが、割れが発生していました。
木製スピーカー固定台座の割れが発生しますと、
- 音質向上効果である剛性が落ちて「音質劣化」
- 台座自体の強度が圧倒的に落ちる「水分吸収」 が懸念されます。
木材が水分を吸収してしまいますと、吸収と乾燥を繰り返すことで、中身がスカスカに痩せてしまいます。
スピーカー固定台座としての強度が保てなくなり、最悪の場合、車両火災まで発展しかねないスピーカー脱落にも陥ります。
(他車施工車で、弊社入庫時にスピーカー脱落経験があります。)
水はネジ穴からも入りますので、水分対策を実施していても、意味が無いかもしれません。
音質向上効果の高い鉄製台座とスペーサーを採用。
水分対策の他、より音が良くなる施工も追加!
木製台座を取り外し、弊社推奨の鉄製台座と弊社オリジナル鉄製スペーサーを使用して、Bewith製スピーカーを取り付けしました。
弊社オリジナル鉄製スペーサーは、水分対策だけでなく、表面硬度を上げる表面処理を追加することによって、よりハリのある音になる効果もあります。
弊社でのスピーカー取付施工では、ドア内空気流通コントロールも追加していますので、定期的なメンテナンスが必要となるデッドニングは不要です。
ツィーターは、ドアミラー内側の純正位置へ、
より音が良くなる角度へ微調整した上で固定。
ドアミラー内側の純正位置へ、Bewith製ツィーターを埋め込みします。
ツィーター固定角度によって、音が大きく変わります。
運転席で聴く音がベストになる角度へ微調整した上で、固定します。
スピーカー交換後の見た目は、純正と変わりません。
助手席側スピーカー交換後です。
見た目は純正と変わりません。
三菱純正部品で、音をグレードアップ!?
メールでのご相談を繰り替えす中、お客様から面白い部品のお話がありました。
デリカD:5のメーカーオプションオーディオである「ロックフォードフォズゲート」製オーディオに採用されている部品だそうです。
「サービスホールカバー」です。
ドアのサービスホールを硬い樹脂製板で塞ぐことによって、スピーカー背面からの音を表面に影響させにくくする部品です。
あれ?どこかで聞いたような話ですね。
そう、皆さんがおっしゃる「デッドニング」と同様な考え方です。
空間制御や空気流通コントロールは、音質向上に効果はある。
一般的なデッドニングは、施工方法に問題がある。
空間制御や空気流通コントロールについては、否定派ではなく、スピーカー交換時にも積極的に採用しています。
デッドニングについて弊社で問題視しているのは、「貼りモノ」をベースにしているからです。
貼りモノは施工後1年以内に剥がれが生じる為、音質劣化や雨漏れ等の不具合が懸念されます。
年に一度以上の定期的なメンテナンスが必要になります。
お客様から、「三菱純正サービスホール塞ぎ板」を供給くださるということですので、板を使用する/使用しない、聴き比べも実施します。
経年劣化が発生しにくい施工方法。
サービスホール塞ぎ板は、さすが純正。
寸法ピッタリなだけでなく、ネジ留め固定です。
経年劣化による音質低下や不具合も発生しにくいと想像します。
「純正サービスホール穴塞ぎ板」追加後です。
すべての穴を塞いでいる訳ではありません。
純正ビニールを使用しますので、経年劣化での雨漏れの心配もありません。
「純正サービスホール塞ぎ板」追加施工後の方が音質良好であることが確認できましたので、運転席・助手席の両方とも施工を実施しました。
お客様から、ご感想などをいただきました。
Q1:当店へご依頼される前に、どんなことをお考えでしたか?何にお困り、お悩みでしたか?
A1:デリカで家族揃って出掛ける際に3列目の席に座る子供達から音が聞こえないとの苦情が…そこでサテライトスピーカーを増設することで問題を解消できるのではと相談に伺いました。
Q2:何がきっかけで当店を知りましたか?(インターネットの場合は、検索ワードをご記入ください)
A2:静岡 カーオーディオ スピーカー交換
Q3:当店を知って、すぐご依頼いただけましたか?しなかったとしたら、どんな不安がありましたか?
A3:Q1の内容で相談したところ、費用対効果を考えるとあまりお薦めしないと、率直なアドバイスをいただき、参考までにとデモカーに搭載されていたBEWITHの音色を拝聴した瞬間に即決でした。
Q4:量販店を含む他店があるにも関わらず、何が決め手となって、当店へご依頼いただけましたか?
A4:極力ノーマルに近い状態で機器の性能を最大限に引き出すという考え方に、正直目から鱗…是非とも赤池さんにお任せしたいと思いました。
Q5:実際にご依頼いただいて、音などはいかがですか?(できるだけ具体的に教えてください)
A5:これまでどこかこもったように聴こえていた音が格段にクリアになりました。以前はついついボリュームをあげることで誤魔化していましたが、今はより伸びやかで艶のある音色に大満足です。
静岡県富士市からお越しのK様、ご依頼ありがとうございました。
三菱デリカD:5でのオーディオ音質向上、ご相談から承ります。
お問い合わせやご依頼は、お電話(055-952-3236)またはお問い合わせフォームからどうぞ。
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(株)赤池カーコミュニケーツシステムズ
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