210系クラウンでの「もっと音を良くしたい」には。
余裕のある大人の車、トヨタクラウン(210系)です。
オーディオの音を、もっと良くしたい！
「オーディオの音を、もっと良くしたい。」
とのことで、オーディオ音質向上のご相談をいただきました。
確認のために音を聴いてみますと、さすが高級車のクラウン、他の純正オーディオより、少しだけ高音にクリア感があるように思えなくもありません。
全体的にボンヤリして、リアル感が薄い平べったい音です。
音質向上には、スピーカー交換がお勧め。
費用対効果の高い、スピーカー交換をご提案しましたところ、承りました。
お選びくださったのは、フランスのフォーカル製スピーカーFLAXシリーズです。
クラウンのスピーカー装着位置。
210系クラウンでは、純正スピーカーはドアとダッシュボード上に装着されています。
ダッシュボード上には、高音専用スピーカーである、ツィーターが内蔵されています。
ツィーター装着の目的。
ツィーターがあることによって、
- クリア感追加
- 音全体のリアル感向上
- 目の前にステージがあるような音場感
を目的としていると思われますが、コストが掛かっていない純正スピーカーで音が物足りるかは、聴く方のお好みや経験、ライフスタイルによって大きく異なります。
物足りないものは物足りないのです。
純正ドアスピーカーの確認。
ドア内装を取り外すと、純正スピーカーの姿が見えます。
純正スピーカーは、他のトヨタ車と同様に見えます。
細かく観察しましたところ、回路構成まで含め、クラウン専用スピーカーであることが判りましたが、音がボンヤリして物足りないことには変わりありません。
純正ダッシュボードツィーターの確認。純正ではない？
Aピラーとダッシュボード上のスピーカーグリルを取り外すと、純正ツィーターの姿が見えます。
と言いたいところですが、既に市販ツィーターと思われるものが装着されていました。
施工前の音を聴いた際に、若干クリア感があるように感じたのは、市販ツィーターに交換してあったせいではないかと推測します。
高級車クラウンでも、純正オーディオの音はボンヤリしているのでしょう。
良質なスピーカーを、音をより良くするための手法を盛り込んで、車両組み込み直前の状態まで製造。
フォーカル製スピーカーFLAXを車両装着直前の状態まで組み込み製造します。
左右スピーカーの状態を均一にするためです。
左右の状態が同一になることで、音のバランスが整います。
良い音にするには、良いスピーカーだけではダメ。
材質や施工内容も音には重要。
フォーカル製スピーカーFLAXを単に取り付けするだけでは、良好な音になるとは言い難いです。
単に良いスピーカーを選択しただけでは、良い音にはなりません。
使用する部品の材質や施工内容が音を大きく左右します。大事です。
音への変換効率が高い、鉄製台座。
弊社でのスピーカー交換では、スピーカー振動板からの振動を空気振動(=音)に変換する効率の高い、重く硬い「鉄製台座」を使用しています。
スピーカー表と裏の音を遮断する空気コントロール。
スピーカーの背面からは逆向きの音が出ていますが、表面側に背面からの逆向きの音が出てくると、音の純度を下げてしまい、結果的に音を悪くしてしまいます。
スピーカー背面からの音が表面に回り込むのを防止する、空気コントロール施工も実施しています。
車両への固定も、純正樹脂ナットを廃し、ボルトとナットでガッチリ固定。
鉄製台座を採用することと同様に、強固に固定することで、よりリアル感の高い音になります。
純正スピーカーの固定で採用していた樹脂ナットでの固定を排除して、ドア鉄板に直接ボルトとナットを使用して、ガッチリ固定します。
純正スピーカーと同じ形状のコネクタでの確実な接続。
純正スピーカーと同じ形状のコネクタを使用して、確実な接続を実現しています。
音が安定するだけでなく、経年変化による不具合にも強いので、永くノーメンテナンスで安心してご使用いただけるようになります。
乗り換えの際など、純正スピーカーへ戻したり、次の車両へ使うことも可能。
音質向上目的のスピーカーを車両ドアへ装着しました。
乗り換えの際などは、純正スピーカーに戻し、音をお気に召したスピーカーを、次の車両に使用することも可能です。
ドアスピーカー交換後、ドアの見た目は変化なし。
スピーカー交換後、ドア内装を元通りに装着すれば、見た目は一切変わりません。
指向性の高い高音を耳に届きやすくするために、ダッシュボード上への固定。
固定する向きは、運転席でベストな音にするため、微調整。
高音専用スピーカーであるツィーターは、高音のみを発生します。
高音は指向性が強いので、グリルの中に装着してしまいますと、以下2点のデメリットがあります。
- グリルで音が出る邪魔をされること。
- ガラスを反射した音しか耳に届かなくなる。
ガラスの反射は100%ではありませんので、耳に届く音が減少します上、強い高音しか届かなくなるため、キツい高音になりがちです。
ツィーターを見える位置へ固定することによって、
- より高音が耳に届きやすくなり、クリア感が増えます。
- 弱い高音も届きやすくなることから、クリアなのに耳当たりがキツくない音になります。
指向性が強いことによって、少しの角度変化で音が大きく変わります。
運転席で音を確認しながら、「オーナー様の運転姿勢でベストな音」になるように、ツィーターの固定角度を微調整します。
音質向上スピーカー交換施工、完了。
「こんなに変わるんですね！」
音質向上を目的としたスピーカー交換が完了しました。
全体的にボンヤリしていた音が、ハッキリした感じの音になっています。
低音はビシッと出て、高音はクリア感があり、ボーカルや楽器の音にはリアル感があります。
スピーカー交換後にお客様が音を聴かれた直後の第一声は、
「こんなに変わるんですね！」
と嬉しいコメントをいただきました。
お客様から、ご感想などをいただきました。
Q1:当店へご依頼される前に、どんなことをお考えでしたか？何にお困り、お悩みでしたか？
A1:音質を良くしたかった。
Q2:何がきっかけで当店を知りましたか？(インターネットの場合は、検索ワードをご記入ください)
A2:インターネット(21クラウン スピーカー)
Q3:当店を知って、すぐご依頼いただけましたか？しなかったとしたら、どんな不安がありましたか？
A3:すぐ依頼した。
Q4:量販店を含む他店があるにも関わらず、何が決め手となって、当店へご依頼いただけましたか？
A4:取付実績が豊富であること。
同じ車種の施工事例があったため。
Q5:実際にご依頼いただいて、音などはいかがですか？(できるだけ具体的に教えてください)
A5:低音がハッキリして高音がよりキレイになった。
静岡県伊豆市からお越しのU様、ご依頼ありがとうございました。
クラウンでのオーディオ音質向上、ご相談から承ります。
クラウンでのオーディオ音質向上は、ご相談から承ります。
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