BMW4シリーズスピーカー交換

ドイツ車御三家の1つ、BMWです。420iです。
スピーカー交換を実施したBMW420i
弊社は従来あまり御三家とはご縁が薄いのですが、久しぶりにご依頼いただきました。

承ったことがないわけではないですし避けていることもないのですが、デモカー所有しているボルボよりは確実に少ないです。

従来よりオーディオの自由度は低い

4シリーズは、名前としては比較的新しいシリーズですが、昔から存在する「3シリーズクーペ」なので、E46型の頃は加工して2DINナビを装着したり、CDデッキとアンプとスピーカーと…というガッツリオーディオ系も実施した、縁が濃かった思い出深い車型もあります。

当時は、DINサイズといわれる規格サイズがベースだったことと、エアコン等が別だったために、オーディオに対しては自由度が高かったです。

昨今は、オーディオを外してしまうと、エアコンの表示や操作ができない車種もあり、「より良い音」を求めるには、自由度という点では実施可能内容が減っているのは確かです。

自由度は低くても音は良くできます

自由度が少ないながらも、音を良くするには、スピーカーやアンプ等でも大きく改善可能です。

今回は、納車になったばかりの新車420iのドアスピーカー交換です。

ミラー内側に純正ツィーターが無いタイプでしたので、純正内装を取り寄せしてツイーターを追加しています。

現代のBMWの音は?

納車されたばかりの音は、純正にありがちな少々「ボンヤリ」した音です。

シャッキリした音を経験している方や、普段聴いているものが良いものの場合、「純正のままだと耐えられない」という声が多い気がします。

現行BMW(2016年現在)の場合、ドアに10cm程度のスピーカーとシート下にサブウーハーが付いています。

ドアスピーカーは従来は内装へ装着されていましたが、背面から音を抜くためのスペースがほとんど取られていませんでした。

そのため、口径が大きめでも、低音への効果が期待できませんでした。

今回からはドア側への装着です。
BMW420iの純正スピーカー
10cm程度の口径にしたのは、「スピーカー径が小さければ、スピーカー背面の圧力を考慮しなくて済む」という発想のように思えます。

背面圧力を考慮する必要があるサブウーハーを別体にすれば良い、というアイディアではないかと推測します。

専用モデルでも取り付けで変わります

今回は、シート下のサブウーハーは手を付けず、ドアスピーカーの交換とドアミラー内側のツイーターを追加します。

機種はソニックデザイン製の専用モデルを使用します。

BMW専用ソニックデザイン製スピーカー
専用ですので、純正を外したところへ取り付けする「だけ」ですが、面白いことに、取付作業の良し悪しで音が変わります。

「ネジがしっかり締め付けできているか?」だけでも大きく変わります。
少しだけですが、改善の余地がある部分を追加しています。

BMW420iスピーカー交換後
ツィーター部分は純正ツィーターパネルに変更していますので、少し変化はありますが、基本的に「純正の見た目」です。

取り付け後は?

取付後の音は、「声がちゃんと響く」ようになりました。
「声が声として聴こえる」というのは大事なポイントです。

スピーカーを変えた割には、若干低音が物足りない気がしなくもないですが、10cmという小さめの口径ですので、あまり変化が出にくい領域でもあります。

元々「低音があまり出ない純正サブウーハー」という言い方もできます。

低音を「ビシッ」や「ズンズン」にしたい場合は、シート下にあるサブウーハーを替えたり、アンプ内蔵ウーハーに変更する手法で対応可能です。

音に関しては、状態を見て聴いて解析しつつ提案します。
BMW以外でもご相談承ります。


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