アウディA4での音質向上目的としたスピーカー交換
先進性の高いスタイリッシュなセダン、アウディA4です。
純正カーオーディオの音が気に入らない。
納車された直後から、オーディオの音がお気に召さないとのことで、スピーカー交換のご相談とご依頼をいただきました。
少々特殊な形状の純正スピーカー
アウディA4は、ちょっと特殊な形状の純正スピーカーを採用しております。
市販スピーカーを取り付けするには、多少なりとも創意工夫が必要です。
観察と測定によって、取付方法を検討
まずは観察と測定です。
ドア内装を外して、純正スピーカーを外します。
形状を確認し、各部寸法を測定します。
スピーカー取付面のすぐ裏に、窓ガラスがありますので、奥行きはそれほどありません。
スピーカー取付面から手前方向に大きく嵩上げした台座を作成する必要があることが分かりました。
後々のメンテナンスを考慮すると、スピーカー固定に木製台座は避けたいところ
以前、同じアウディA4で、大きく嵩上げしたスピーカー台座を作成したのですが、木製のため、後々のメンテナンスが必要になってしまいます。
鉄製台座と鉄製スペーサーで奥行きを確保！
できるだけメンテナンスフリーにしたいので、弊社通常施工と同じ、鉄製台座を使用したいところです。
一番厚みのある鉄製台座を取付できるスペースを確認しましたところ、なんとか固定できそうです。
台座だけではスピーカーの奥行きは吸収しきれませんので、弊社オリジナルの鉄製スペーサーを追加します。
奥行きに関しては解決しましたので、何事も無かったように無事固定しています。
音に効く施工を追加して、ドアスピーカーの取り付けは完了です。
ちなみに、弊社試聴用車両(デモカー)にてご試聴の上、ご選択されたスピーカーは、Bewith製リファレンスAMです。
高音専用スピーカー(=ツィーター)も交換
ダッシュボード上の左右端にあります、高音専用スピーカーであるツィーターも交換します。
高音が気持ちよく聴こえるようになると、音のリアル感も大きく向上します。
見える位置への設置で、より良い音に
中に埋め込んで見た目を変えない方法もありますが、指向性の強い高音を担当している関係上、見える位置に固定した方が、より良い音になりやすいです。
実際に、純正位置に隠した音と見える位置に出した音を比較してもらいましたところ、見える位置に出した音をご選択くださいました。
指向性が高い高音は、固定角度も重要
ツィーターの位置だけでなく、固定する方向も音に影響があります。
仮固定してから運転席にて試聴し、角度調整し、試聴し、の繰り返しで最適な角度に固定します。
スピーカー交換完了。音は？
スピーカー交換が完了いたしました。
見た目に変化があるのは、ダッシュボード上にツィーターがあることのみです。
ボンヤリ感のない、リアルな感じの音。
肝心な音はいかがでしょうか？
ボンヤリ感のない、シャキッとした音です。
ぼわぁんと膨らまずにビシッとした低音、クリアに伸びる高音が気持ち良いです。
楽器の音や声もリアルな感じに変化しています。
ツィーターの角度調整をしっかり行ったおかげで、運転席前のガラスあたりから音が出るように感じます。
アウディA4での音質向上はご相談ください。
アウディA4でのオーディオの音にご不満であれば、まずはご相談ください。
弊社で施工例が無い車種でも、実際の車両での調査を実施し、何がどのようにできるかをご案内いたします。
お問い合わせやご相談は、お電話(055-952-3236)やお問い合わせフォームからどうぞ。
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