30アルファードJBL付でのスピーカー交換他音質向上
高級感と使いやすさで人気の高い、トヨタアルファード(30系)です。
ディスプレイオーディオかメーカーオプションナビの2択。
2019年12月以降の車両から、標準オーディオがディスプレイオーディオになりました。
従来のディーラーオプションナビや市販カーナビは選択できず装着不可、標準の画面内蔵オーディオ(カーナビやTV機能追加可能)かメーカーオプションナビの2択となりました。
多機能なメーカーオプションナビを選択すると、JBL製オーディオが装着されます。
JBL製オーディオの音がお気に召さないとのことで、音質向上施工をご依頼いただきました。
諸々ご相談の上、内容は以下に決定いたしました。
- フロント3wayスピーカー交換
- サブウーハー追加
- 外部アンプ追加
音質向上の費用対効果が高い、スピーカー交換。
出てくる音色は、音の出口であるスピーカーで変わります。
純正JBLスピーカーの音は、全体的にボンヤリしておりますので、スピーカー交換でシャープでクリアな音に変更します。
運転席や助手席で聴く音は、フロントスピーカー交換が費用対効果が一番得やすいです。
フロント3wayスピーカー交換から実施します。
メーカーオプションナビ付車ですと、フロントはドアとダッシュボード上の2箇所にJBL製スピーカーが装着されます。
ボンヤリした低音を少し出す、純正フロントドアスピーカー
純正JBLドアスピーカーは、ボンヤリうっすら低音を出していますが、絶対的に低音が不足しております。
低音は追加するサブウーハーに任せることにして、ドアへは良質な音を出してくれるスピーカーを装着します。
弊社で独自輸入しております、クラリオン製豪州専売スピーカーSH1624Sを採用します。
ドアは既に他店にてデッドニング済み。
ドア内装を外すと、純正JBLスピーカーが見えますが、弊社へご依頼いただく前に、他店様でデッドニングを施工されておられるようです。
デッドニングは、効果を考慮すると、必須ではない。
デッドニングは、ドアの外鉄板から内鉄板までをスピーカーボックスとして見立て、主にはドア整備や修理の際に使用するサービスホールを塞ぐ手法です。
付随して、ドア鉄板や内装へ防振材を貼り付け、振動を抑制します。
デッドニングで音は変わりますが、施工内容によっては、必ず良い方向・お好みの音になるとは限りませんし、劇的変化もありません。
デッドニング施工結果として物足りないとお感じのため、弊社へスピーカー交換をはじめとした音質向上施工をご依頼くださっております。
「やらなければいけない内容」ではありませんし、「やらないともったいない」とも思いません。
施工内容によっては、意味が無いことを実施しているケースもあります。
デッドニングは経年変化に弱く、定期的なメンテナンスが必要。
防振材で塞いだサービスホールが、経年変化によって防振材の貼り付け箇所が剥がれて浮いてしまい、塞いだつもりの穴が空いてしまいます。
元々あった防水ビニールも剥がしてしまいますので、貼ったものが剥がれると、ドアの防水機能も無くしてしまい、室内に雨漏れが発生する可能性があります。
定期的にメンテナンスが必要です。
弊社でデッドニングを積極的にお勧めしていないのは、効果の割に、後々のメンテナンスが必要だからです。
「施工したら永年ノーメンテナンス」ではありません。
弊社では、スピーカー交換後に音のご不満があり、デッドニングでご希望に沿うようであれば、ご案内いたします。
ビシッとクリアな音を出すドアスピーカー取付
弊社お勧めスピーカーの1台、クラリオン製豪州専売スピーカーSH1624Sを、しっかりした音が出せるようになる鉄製台座を使用して取付します。
接続は、純正と同じコネクタを使用しておりますので、車両配線を無加工で、確実接続の上、経年変化による不具合にも強いです。
スピーカー交換後、ドアの見た目は交換前と変わりません。
表現力が違う!
ダッシュボード上スピーカー交換とツィーター。
純正JBL製スピーカーは、ダッシュボード上一番奥にも設置されています。
Aピラーとスピーカーグリルを取り外すと、純正JBLスピーカーが見えます。
ドアスピーカー同様、オレンジ色のスポンジリング装着です。
純正スピーカーケーブルとの接続は、同じコネクタを使用して、車両配線を加工せず、確実に接続します。
しっかり固定して音をより多く出せるようになる鉄製台座を使用して、ボーカルや楽器の表現力が高い、米国キッカー製スピーカーKSC2704を取り付けします。
高音専用スピーカーである、クラリオン製SH1624Sのツィーターは、Aピラーへ固定します。
運転席に座って音を聴きながら、音ができるだけ良好になるよう、固定角度を微調整します。
高音が良質になることによって、音全体の表現力が向上します。
低音専用のサブウーハーは、助手席下へ固定。
低音が頼りなかった純正JBLドアスピーカーの代わりに、しっかり低音が出るサブウーハー、米国キッカー製HS10を助手席下へ設置します。
後述する外部アンプとサブウーハーの電源は、エンジンルームにあるバッテリーへ直接接続します。
電源をバッテリーから直接供給することによって、電源容量不足による不具合も未然に防止します。
助手席下へサブウーハーを設置しました。
外部アンプはセンターコンソール内へ追加。
コンパクトな外部アンプ、パイオニア製GM-D1400Ⅱを、センターコンソール内に追加します。
コンパクトながらも、アンプを追加することによって、音自体の厚みや迫力、小音量での表現力が増えます。
音質向上施工、完了。
- 音自体が大きく変わる3wayスピーカー交換
- 物足りない低音を大幅補強するサブウーハー追加
- 音の厚みや表現力を増やす外部アンプ追加 が完了しました。
- 全体的にボンヤリしていた音がクリアになっています。
- 迫力のある低音から伸びのある高音までが気持ち良いです。
- ボーカルや楽器の音もリアル感高いです。
30系アルファードでの音質向上、ご相談から承ります。
30系アルファード/ヴェルファイアでのオーディオ音質向上、ご相談から承ります。
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