台湾パソコンメーカーからのカーオーディオテスト依頼
外車を中心に、オーディオやナビが専用形状で、2DINサイズのナビ等が取り付けできない車種が増えています。
スマホナビで2DINサイズナビは不要?
一方、国産車では2DINサイズナビ等が取り付けできる車種が豊富ではありますが、「高価な2DIN一体型ナビは不要」とお考えの方も増えてきています。
オーディオデッキ本体交換を考える際の選択肢としましては、バックカメラを使いたいために、「2DINサイズ画面内蔵オーディオ」が多い印象です。
ナビ自体は必要だけど「スマホのナビアプリで充分」ということをよく言われます。
スマホナビアプリを車内でお使いになる際、ご注意いただきたいのが、ダッシュボード等にスマホを設置している場合、前方視界が悪くなったり、操作しづらかったりで、車種や設置位置によっては大変危険な場合があります。
注意!
画面内蔵オーディオデッキの中には、スマホナビアプリを表示できるものも存在しますが、表示するだけで操作ができないものも存在します。
画面内蔵オーディオデッキでのスマホナビアプリ操作
2DINオーディオや純正オーディオの中には、スマホナビアプリを画面表示できるだけでなく、カーオーディオ側で操作できるものもあります。
「Apple Car Play」や「Android Auto」に対応しているものです。
カーオーディオデッキにスマホアプリが表示されて操作できるのであれば、安全率は上がります。
既に市販大手メーカーは、開発に力を入れてきています。
海外メーカーも参入を画策し、弊社へテスト依頼
日本国内の市販画面内蔵2DINオーディオ市場に新たに参入しようとしているメーカーがあります。
台湾のパソコンメーカー、ASUSです。
トヨタ車などで採用されている、200mmワイド2DINサイズ機です。
「作ったは良いけど、日本市場に受け入れられるか分からない」ということで、弊社へテストを依頼してこられました。
20年超カーオーディオショップを経営しておりますが、初めての経験です。
年に1~2回、仕事で台湾に向かっているオーディオショップということが、彼らの目的に合致したのでしょう。
実際の動作や操作
机上でテストしてみましたところ、Android Autoは快適に動作します。
USBでの音楽再生も、さすがパソコンメーカーの作品です。
一度読み込みさえ終わってしまえば、軽くサクサク動作します。
日本のカーナビと比較するために、車両に2台仮付けして確認すると、少々気になる点が出てきました。
ラジオの周波数が台湾仕様になっていて、日本の周波数とは合わないのです。
日本で販売するには大きなデメリットです。
他にも細かい点がいくつかありましたが、ラジオの周波数問題を含め、修正や開発をしてくれるようです。
どのように仕上がるか、楽しみです。
まだまだテストとアップデートは続きます。
その車に何がベストかを常に考える
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