シトロエンDS5での音質向上のためのスピーカー交換

スピーカー交換したシトロエンDS5
オシャレなフランス車、シトロエンDS5です。

外車の中でもシトロエンはハードル高め?

こういう車をサラッと乗れるようになれば、ダンディだったりするのでしょうが、個人的にはハードル高めな印象です。

日本のメーカーやせいぜいメジャーな輸入車に慣れた身としては、操作系がイマイチ分からない部分もありますが、驚きも多く楽しい感じがします。

シトロエンDS5ナビ内蔵純正オーディオ
日本国内へ正規輸入されている車両は、カーナビが内蔵されていて、操作系は若干特殊ながらも、快適に使えるようになっています。

デザインコンシャス?オーディオはボンヤリしたイメージ

「貴社WEBサイトに記載されている通りの症状で困っています。
そこまで大音量でもないのですが、音が割れてしまい不快な状態です。」

音のご相談でお見えになりました。

デッキ部分が交換不可な場合の音質向上方法

オーディオデッキが特殊形状で、通常であればデッキ部分の交換が不可な車両(大幅改造で可能かもしれません)ですので、着手可能な点としては以下2点です。

  • スピーカー交換を中心とした、電気信号を音にする部分
  • 外部アンプなどを中心とした、音を増幅する部分

すべて実施すれば良くなるでしょうが、ひとつひとつの内容の費用対効果を実感してもらう方が楽しみが増えますので、ひとつひとつ行う方がオススメだと思っております。

中でも、スピーカー交換は、(アンプ部分がある程度マトモであれば)費用対効果が高い内容です。

5台ある弊社試聴用車両(デモカー)で音を比較・確認してもらい、お好みの音が出るスピーカーをお選びいただきました。

シトロエンDS5に取り付けしたクラリオン製スピーカーSRQ1623S
最近選ばれる率が高い、クラリオン製北米専売モデルSRQ1623Sです。

純正位置へのスピーカー交換のメリット

ドアにメインスピーカーと高音専用スピーカーのツィーターが内蔵されておりますので、同じ位置への付け替えをします。

純正と同じ位置であれば、加工不要のため、以下3つのメリットがあります。

  1. 工賃が安価になりやすい。
  2. 見た目が変わらないので、下取りにも悪影響無し
  3. スピーカーが気に入ったら、下取りの際には純正に戻して、次の車両に使用可能。

見た目が変わらなくても、音が良くなる手法を多数採用

純正と同じ位置で加工不要とは言え、音が良くなる手法は採用します。

シトロエンDS5にクラリオン製スピーカーSRQ1623Sを取り付けした状態
固定がしっかりすれば、音がしっかりしますので、取り付けに使用する台座は、一般的に使用される木材よりも硬い鉄製を採用し、ガッチリ絞め込みます。

スピーカーと内装の間の隙間に音が漏れますと、内装が余計に振動して不要な音を立ててしまう場合がありますので、音漏れ防止に空気漏れしないスポンジ状の特殊素材を追加します。

シトロエンDS5純正ツィーター位置へ市販スピーカー取り付け
高音用スピーカーの方向を運転席や助手席に向けることによって、音のリアリティが高まりますので、固定する方向を試聴を重ねて調整します。

取付後に音をチェックして完成です。

取付後の音は、ハリがあって伸びやかで表現力豊か

シトロエンDS%スピーカー交換後のドア
取付後の見た目は変わりません。

純正アンプがそこそこしっかりしているようで、純正スピーカーとは大きく異なる、良好な音になりました。

低音をはじめとした全体の音にハリがあり、ビシッとしています。

高音を中心として、キツくないのに伸びやかなので、ボーカルや楽器がキレイに響き、表現力豊かです。

「車種が違うけど、同じように付けて」も歓迎です。
車両下見からご相談をお受けします。


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