フォレスター市販スピーカーから市販スピーカー付け替え

スピーカー交換を実施したスバルフォレスター
少々チューニングが入ったスバル・フォレスターが入庫しました。

オーディオの音にご不満があるそうです。
現状を確認するところから始めました。

オーディオは純正CD/MDデッキです。

市販スピーカーでも良好なのか?

パイオニア製ツィーターが付いたスバルフォレスターのドア内装
ドア内装表面にパイオニア製高音専用スピーカー(=ツィーター)が付いていましたので、スピーカー自体純正ではないかもしれません。

せっかくドアミラー内側に純正位置があるのに、わざわざ内装に穴を明けて固定しています。

音が良くなっていればokですが、出てくる音が良好でない上に、内装加工して穴が残ってしまうのは、大変残念です。

スバルフォレスターに付いていたパイオニア製スピーカーTS-C1720A
ドア内装を外して確認してみました。
パイオニア製セパレートスピーカーTS-C1720Aが付いていました。

プラスチック製は、あまり良好とは言いにくい

台座はプラスチック製、スピーカー固定ネジは、まだまだ絞め込める状態でしたが、プラスチックですと、ある程度以上の力は掛けられません。
(ネジ穴が破損してしまいます)

スピーカー機種と台座を変更

弊社デモカーでご試聴の上、クラリオン製北米専売スピーカーSRQ1623Sへ付け替えします。

スバルフォレスターに取り付けしたクラリオン製北米専売スピーカーSRQ1623S
スピーカー固定台座は、弊社イチオシの鉄製台座を採用します。

鉄製であれば、スピーカーから出てくる音をしっかり受け止めるベースになるだけでなく、固定に力を掛けれますので、より細かい音も対応できる状態になります。

細かい音が出せるということは、「表現力が高い音に聴こえる」「よりリアルな音に聴こえる」ということになります。

固定方法に工夫を加えると、音質向上になる

ツィーターは、以前付いていた内装の位置ではなく、純正位置であるドアミラー内側に変更します。

純正ツィーター固定については、メーカー(スバル)にて設計時に、乗員に向けた角度付けをしています。
乗員の体形も様々、運転姿勢もいろいろある中、オーディオの音にしっかり向き合った設計ではないかと思います。

スバルフォレスター純正位置へのツィーター取り付け
純正の取り付け角度をベースに、お客様の運転姿勢に合わせた角度に再調整します。

運転姿勢にツィーター角度を合わせると、高音が強い部分以外の高音も聴こえやすくなります。
伸びやかな音なのにキツくない音になります。

運転姿勢で一番音が良くなります。
結構狭めなスィートスポットになりますが、安全運転の姿勢になるとベストな音になるのは、悪いことではありません。

スピーカー交換での外したくないポイント

純正スピーカーからの交換ですと、かなりの音質向上になりますが、市販スピーカーからの交換ではいかがでしょうか?
結果、格段に音が良好になりました

スバルフォレスターでのスピーカー交換後
見た目は純正と変わりません。

以前、穴を明けてツィーターを付けていましたので、ツィーターを外した後に残った穴が残念には残念ですが…

良好になるポイントとしては3つ。

  1. しっかり力を掛けた取り付け
  2. 良質なスピーカーと取付台座
  3. 適切なツィーターの固定角度

すべてに渡って、従来付いていた状態を凌ぎます。

良い音になって当然です。
同じ機材でも、取り付けし直すだけで音は変わります。

「なんだか音が悪い、診てもらえるかなぁ」
遠慮なくどうぞ。


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