CX-5(KE)でのオーディオ音質向上スピーカー交換
「BOSE付車ではないので、良い音のナビを取り付けして、フロントスピーカーも交換したが、思ったほど良い音にならない。」とお悩みの方が、CX-5での施工事例が豊富な弊社へご相談くださいました。音質向上目的に応じた適切なスピーカー交換をご案内、ご依頼、施工しましたところ、良質なナビ性能との相乗効果で、大変良好な音になりました。施工事例をご紹介します。

マツダCX-5(KE型)標準オーディオ付車です。
良い音のナビとスピーカー交換でも良い音にならない。

「音が良いと評判のナビを取り付けして、スピーカー交換も実施したが、全然良い音にならない。なんとかならないか。」とお悩みの方から、CX-5での施工事例が豊富な弊社へご相談くださいました。
CX-5(KE型)のBOSE付ではなく標準オーディオ付車では、市販ナビへの付け替えやスピーカー交換の自由度が高く、量販店様でもナビ交換やスピーカー交換が可能です。
良い音のナビを取り付けすることで、少々音質に変化はありますながらも、スピーカー交換の機種や取付手法によっては、「音が良くなったことが判らない」ということが容易に想定されますし、お悩みの方は多いようです。
良質なスピーカーを、性能を活かす内容で取付することによって、確実な音質向上を実現。
カーオーディオの音質向上には、スピーカー交換が効果的です。
音質向上を目的としたスピーカー交換には、以下の3点が重要です。
- 良質なスピーカーを採用し、
- スピーカーの性能を活かす手法で、
- キッチリ取付施工する。

弊社で一番お勧めしておりますスピーカーは、国内最高峰カーオーディオメーカーBewith製リファレンスAM TrioSです。
音質に一番影響する振動板の材質は、性能が良いものの製造が難しい、アルミニウムとマグネシウムの複合材です。
一般的なスピーカーに使用される、紙製や樹脂(プラスチック)製や繊維(ケブラーやカーボン)製に比較して、軽量で剛性が高いです。
軽量で剛性が高いことで、アンプからの電気信号を忠実に振動(=音)へ変換する能力が高いと言えます。
忠実に音へ変換してくれるということは、細かい音や弱い音も耳に届けることができ、表現力ある音が出ることに繋がります。

良質なスピーカーの性能を活かせるよう、スピーカー固定台座をはじめとした部品類を専用設計製造して、車両へ取付する直前の状態までスピーカーキットを製造してから、車両へ施工します。
車両側の加工が無いことや、お乗り換えの際に純正状態に戻せることもメリットです。
ドアスピーカー交換施工。

ドアスピーカーから施工します。

ドア内装を取り外すと、ドアスピーカーの姿が見えます。
音質が良好とは言えないスピーカー機種と固定台座。

純正スピーカーから交換してある市販スピーカーです。
残念ながら、良好な音が出るスピーカーの機種とは言い難く、弊社では「純正スピーカーが破損したから、音質はともかく、交換して音が出る状態にする」という用途に使用する機種です。
使用しているスピーカー固定台座は、木製ですので、音を良くする効果が無い上、経年劣化にも弱いです。
木製スピーカー固定台座は、デメリットが多い。

スピーカーを外し、木製台座のネジ穴を確認しますと、割れている箇所があります。
木製スピーカー固定台座では、スピーカーを固定する強度が保たれていないと言えます。
スピーカー固定強度が低いということは、スピーカーの振動を受け止められずに受け流してしまい、振動を音に変換する能力が低いことを意味します。
大まかな音しか出ず、ハッキリした音が出ないのは、スピーカーの固定状態が良くないということです。
木製台座が良くないのは、音質面だけではありません。
ドア内を通る雨水が木製スピーカー固定台座に侵入することで、吸水と乾燥を繰り返し、膨張と収縮も繰り返します。
ネジ穴からも水は侵入しますので、防水塗装をしていたとしても、木ネジを挿すことネジ穴は防水効果が無くなることから、効果は限定的であると言わざるを得ません。
「防水対策として、木材内部まで樹脂を浸透させる」という手法での雨水対策は、固定強度から勘案しますと、最早木製台座ではなく、柔らかい樹脂製台座に置き換わっています。(ほぼプラスチック製台座と同じです。)
木製台座は、駐車場所などの周辺環境にもよりますが、早いものでは施工から半年で、スピーカーを固定する能力が減少します。
酷い場合は、スピーカー脱落による音質低下や動作不良、脱落によるケーブル破損によるショートからの車両火災も考えられます。
デメリットが多い木製台座でのスピーカー交換はお勧めしませんし、よほどの理由が無い限り、弊社では実施しません。
重くて硬い鉄製台座を専用設計製造して使用。

弊社では、CX-5(KE型)用に、音質向上効果が高い、硬くて重い鉄製台座を専用設計製造して使用しています。
表面硬度を向上させる処理を追加しておりますので、音にハリが出ます上、結果的に錆防止もできています。
懸念される経年劣化はありません。
表と裏から、硬いボルトとナットで工具を使用してガッチリ固定しています。
ガッチリ固定することで、振動を音に変換する効率をさらに向上させますので、リアル感ある音にする効果も上がります。
取付施工技術だけでも、音質向上することが判ります。
スピーカー接続は、車両配線無加工。

スピーカー接続は、純正スピーカーと同じコネクタを使用しています。
確実接続による安定動作が見込めます上、車両側配線無加工で接続することで、経年劣化にも強く、メンテナンス不要のメリットもあります。
乗り換え時には、純正スピーカーにも戻せますので、良いスピーカーを次の車両にもお使いいただけます。
ドア内装がビビらない処理も追加。

音質向上ドアスピーカー取付後です。
スピーカーとドア内装の間に発生する隙間を、空気を通さないスポンジ材で塞ぎますことで、不快なドア内装のビビリ音や鳴きを防止します。
施工する方によって効果が確立されず、経年劣化に弱いデッドニングは不要です。
スピーカー交換後、ドアの見た目は変わらない。

ドア内装を元に戻すと、ドアスピーカー交換が完了します。
ドアの見た目は一切変わりません。
ダッシュボード上スピーカー交換施工。

ドアスピーカー交換後、ダッシュボード上スピーカー交換を実施します。

ダッシュボード上スピーカーグリルを取り外すと、スピーカー固定位置には蓋が装着されています。
BOSE付車ではスピーカーが装備されますが、標準オーディオ車では装備されていません。
ダッシュボード上純正スピーカー位置には中音用スピーカー(スコーカー)を追加し、グリル上に高音用スピーカー(ツィーター)を追加することで、高音から低音まで、満遍なく音が出る状態にします。
スピーカー配線もありませんから、ナビ裏からスピーカーケーブルを引き回します。
スピーカー性能を活かす取付施工内容。

純正位置へダッシュボード上スピーカー交換後です。
ドアスピーカーと同様に、専用設計製造した硬く重い鉄製台座を使用して、ガッチリ固定。
スコーカーの振動を細かい振動まで音へ変換して耳に届けます。
ボーカル帯域を中心とした中音に表現力が生まれます。
スピーカーとグリルの間に発生する隙間は、ドアスピーカーと同様に、空気を通さないスポンジ材で塞ぐことで、音をダッシュボード内に漏らさずに室内へ音を出力します。
ダッシュボード上スピーカーグリルへ、音の通りを良好にする施工を追加。

ダッシュボード上スピーカーグリルには、スピーカーの音を通す穴が開いておりますものの、樹脂製で厚みがあるため、ダッシュボードの上方向にしか音が出ません。
フロントガラスを反射した音しか耳に届きません。

グリルのスピーカー位置へ穴明け加工を実施します。
スピーカーからの音を耳に届きやすくします。

穴明け加工前のグリルでは、車両へ装着するとスピーカーの姿が見えません。

穴明け加工後のグリルでは、車両装着状態でもスピーカーの姿が見えます。
穴明け加工することで、ガラスに反射した音だけでなく、スピーカーからの直接音が耳に届くという事です。

穴明け加工しただけでは見た目が悪いので、サランネット(車内使用のため防燃品)を追加して、見た目が違和感無いようにします。

ダッシュボード上スピーカーグリルへツィーターを固定します。

ツィーターを固定したグリルを装着すれば、ダッシュボード上スピーカー取付完了です。
音質向上スピーカー交換完了。

音質向上目的のスピーカー交換が完了しました。
見た目の変化がありますながらも、ツィーター追加とサランネット追加程度ですので、僅かと言えるでしょう。
肝心の音はいかがでしょうか?
- 全体的にボンヤリしていた音ですが、クリア感あるハッキリした音に変わりました。
- 低音にもビシッと締まりがあり、ボーカルや楽器の音にリアル感があります。
- 音に表現力がありますのと、ダッシュボード上に臨場感を感じます。
CX-5でのオーディオ音質向上、ご相談から承ります。

カーオーディオに詳しい専門スタッフへのお問い合わせやご依頼は、お電話(055-952-3236)またはお問い合わせフォームからどうぞ。
あなたの車に何がベストかを常に考える
(株)赤池カーコミュニケーツシステムズ
静岡県沼津市旭町82
TEL:055-952-3236
カーオーディオ専門店の弊社webサイトはコチラ
カーオーディオに詳しい専門スタッフへのお問い合わせやご依頼はコチラ
