アクセラBOSE付の音でお困りの方への解決方法その1

純正BOSE付きアクセラ
マツダ・アクセラでは、メーカーオプションでBOSE製オーディオを選択可能です。
ホームオーディオでは一定以上の認知度を誇り、満足度も高いメーカーのひとつです。

個人的にもホーム用BOSE製品をいくつか所有し、そのうちの一つは通常使用しております。

純正BOSEの音はホーム用とは異なる

残念ながら、BOSEのホーム用と自動車用は全然音の作りが異なりますので、ホーム用BOSEが好きでも、純正BOSEの音は個人的には好みが合いません。

自動車メーカーのオプションとしての選択のみですので、自動車メーカーとの兼ね合いもゼロではないと思いますが、ちょっと残念ではあります。
低音の量が多めなのが、唯一共通点です。

聴いてみてご満足される方は良いですが、「どうにも気に入らない」という方は、少なからずおられるようです。

新車納車直後くらいの方から、ご相談いただきます。
「ガマンしていたけど耐えられなくなった」という方もおられます。

低音の量は、さすがBOSE

音を確認するために聴かせてもらいますと、ドアに大きなサブウーハーが付いている関係上、低音の量は多いです。
若干「ぼわぁん」としていますが、とにかく低音は出ています

設計者の好みなのか、自動車メーカーの考慮なのか、ボーカルや高音でも傾向は同じようで、ボンヤリした感じです。
「長時間のドライブで聴き疲れしないように」という発想かもしれませんが、正直言って物足りません

弊社では、車両解析の上、聴き疲れしにくいまま、シャッキリした音に改善しています。

確認のために音を聴かせてもらったあと、どのようにするのがご希望なのかを伺いますと、
「せっかくBOSEを付けたのだから、それはなるべく活かして改善したい」
とのことです。

スピーカー交換も可

アクセラBOSEスピーカー交換
音色自体がお気に召さない場合は、スピーカー交換というメニューもあります。

「音色は嫌いではないが、ボンヤリした音をシャッキリさせたい」という場合は、今回施工のメニューが合います。

メインスピーカーの音が出てきにくい

アクセラのBOSEシステムの場合、ドアスピーカーは低音専用のサブウーハーです。
アクセラダッシュボード上のスピーカー
ボーカル部分を含む音を出すメインスピーカーは、ダッシュボード上の口径8cm程度のスピーカーです。

実は、スピーカーからは割に良好な音を出しているのですが、内装形状の影響で、音が室内に出てきてくれないのです。

アクセラのスピーカーグリルを外したところ
ダッシュボードのスピーカー保護用グリルを外せば、違いがハッキリ分かります。
内装によって、音を遮られているのです。

アクセラセンタースピーカーグリル加工
「内装を外した状態なら音は良いけど見た目が良くない」

おっしゃる通りです。
弊社では、音が出てこれるように、グリルを加工します。

アクセラセンタースピーカーグリル加工
加工したあと、見た目を良好にするため、スピーカー保護用のサランネットを装着します。
音が明瞭になります。

とにかく足りない高音

明瞭になりつつも、絶対的に足りないのは、「高音」です。
清々しく響く感じは、グリル加工のみでは出てきません。

アクセラグリル加工後ツィーター追加
信号を確認しましたところ、純正メインスピーカーに高音信号は来ていましたので、高音専用スピーカーのツィーターを追加します。

下取り時に純正状態へ戻すことを考慮しつつ、音の拡がり感を出すために、加工したグリルの端に装着します。

ある程度、弊社の考える角度で固定をして、試聴しながら角度を微調整します。
微調整してスィートスポット化することによって、よりリアルな感じの音になります。

「あなたの運転姿勢がベスト」という状態にします。

施工後の音は?

長時間のドライブでも、音を楽しみつつ、聴き疲れせず、疲れにくくなります。
純正BOSEを活かし、イジッた感が少なく、より高音質になっています。

マツダのBOSE付車、遠慮なくご相談ください。

音色自体が気に入らない方は、スピーカー交換でもokです。
音質向上メニューは、プロセッサーアンプでの対応もご用意しております。

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