トヨタ86(ZN6後期)音質向上3wayスピーカ取付
スポーツカーのスタイルと走行性能で人気の高い、トヨタ86(ZN6後期型)です。
オーディオの音をシャキッとさせたい。
「オーディオの音をシャキッとさせたい。」とのことで、ご相談の上、スピーカー交換をご依頼いただきました。
純正状態で、8スピーカー装備。
後期型(KOUKI)の上位グレードでは、純正で8個スピーカーが装着されています。
比較的低音寄りのドアウーハーが左右で2個、ダッシュボード上に中音用のスコーカーと高音用のツィーターが左右4個、リヤスピーカーが左右で2個、合計8個です。
純正スピーカーの構成に合わせて、フロントスピーカーを交換します。
車両にてご試聴の上で、スピーカー機種決定。
弊社試聴用車両でご試聴の上、クラリオン製豪州専売スピーカーSH1624Sをお選びくださいました。
ツィーターとドアウーハーでの2way構成の組み合わせですので、中音用スコーカーとしてキッカー製KSC3504を追加して、純正同様の3way構成にします。
単に組み合わせても、良質な3wayにはならない。
単に帯域が異なるスピーカーを組み合わせても、良質な結果(音)になるとは限りません。
弊社で実験して結果を承知している組合せですので、「取付するまで音が分からない」ということはありません。
中音が得意なスコーカー追加で、ボーカルや楽器の音がリアルに変化。
クラリオン製SH1624Sとキッカー製KSC3504は酷似した音色を奏でますので、マッチングはバッチリです。
2wayスピーカーであるSH1624Sの音も良好ではありますが、中音用スピーカー(スコーカー)を追加することで、ボーカルや楽器の音にリアル感が増えます。
ドアスピーカー交換開始。
ドア内装を外し、純正ドアスピーカーを外します。
純正スピーカーは、マグネットのサイズも小さいせいか、アンプからの入力信号を制御しきれないのか、ボンヤリした音です。
スピーカーの機種だけでなく、音には大事な取り付け施工技術。
スピーカーから出る音は、スピーカー機種選択も大事ですが、スピーカー固定台座の材質や、発生する隙間の処理、取付施工の力具合などの取付技術が大きく関係します。
ビシッとしたシャープな音は、機種と取付技術の積み重ねで得られます。
- 弊社では、スピーカー固定台座は、音質向上効果の高いことを確認済みの「鉄製」を基本的に採用しています。
- 隙間塞ぎは、通気がある普通のスポンジではなく、空気を通さない素材を採用し、音の純度を上げたり内装のビビり音の抑制をしています。
- スピーカーや台座の固定ネジは、できるだけ力強く締め付けする方が良い音になることが実験で判明していますので、力具合が均等になる上で、しっかり締め付けしています。
ドアスピーカー付け替え後の見た目は、施工前と変わりません。
ところで、ドアのデッドニングってどうなの?
デッドニングを勧める方もおられます。
「デッドニングをやらなければ音が良くなる訳がない。」と乱暴なことを発言される方もおられるようです。
デッドニングを実施しなくても、スピーカー交換だけで、充分に音は良くなります。
(弊社の試聴用車両は、基本的にデッドニングを実施しておりません。)
デッドニングは、チューニングの一種。やり方は様々。
デッドニング施工はチューニングの一種ですので、音の変化を発生します。
デッドニングとは、ドアにサービスホールという整備用の穴があり、これを塞ぐことでドアをスピーカーボックスに見立てよう、という考え方です。
ドアの穴を塞いで閉塞(デッド)する、という意味で「デッドニング」と呼ばれます。
内容によっては、良くなるとは限らない。
デッドニング施工は、音の変化がありますが、良くなるとは限らず、悪くなる可能性も大いにあります。
デッドニングは、音の変化がある反面、ドア修理など整備の際に、手間やお金が余計に掛かりやすいデメリットがあります。
良くなる結果が見えているスピーカー交換とは異なり、デッドニングは誰がどのように施工するかによって、結果が不透明です。
結果の良し悪しは、施工内容や度合い、テクニックによって変化します。
案外知られていない、定期的なメンテナンスが必要なこと。
施工内容は複合材の貼り物がほとんどですので、貼り付け端部剥がれや複合材内部剥離などの経年変化を受けやすいため、同じ音を長期間キープするのが難しいという側面もあります。
スピーカー交換とデッドニングの同時施工は勧めません。
スピーカー交換とデッドニングを同時に行うことも可能ですが、弊社ではお勧めしません。
- 内容を考慮したスピーカー交換だけでも、充分に音が良好になる。(後々、デッドニングの追加も可能で、楽しみが増える。)
- スピーカー交換とデッドニングを同時実施すると、デッドニングでの音質変化が体感できなくなる。
- 弊社では、同時施工でも合計金額は変わらない。
デッドニングは弊社でも承りますが、メリットとデメリットをご説明して、ご理解いただいてから承るようにしています。
ダッシュボード上スピーカーに着手
ダッシュボード上のスピーカーは、高音用ツィーターと中音用スコーカーが装着されています。
スピーカー保護カバー(グリル)を外すと、グリル背面に純正ツィーターが付いていますので、外します。
グリルを外した箇所にある、純正スコーカーも外します。
スコーカー取り付けには、固定や配線の独自加工追加で、より良い音に。
純正スコーカーの位置へ、キッカー製KSC3504を、固定部分や配線部を弊社独自加工した上で取付します。
独自加工は、音の面で大変有効ですので、86/BRZの3wayスピーカー交換では必須です。
ツィーターは、高音が届きやすいように、グリル上へ。
高音専用スピーカー=ツィーターは、ダッシュボード上のグリルへ、固定します。
運転席や助手席から見える位置への固定をすることによって、指向性の高い高音信号が耳に届きやすくなる効果があります。
高音が届きやすくなると、気持ち良い音に。
高音が耳に届きやすくなると、強い音の部分だけでなく、音の表現に寄与する高音も届きやすくなります。
キツい音ではなく、清々しく気持ちの良い、高い音に伸びがある音になります。
仮固定した上で、運転席での音をチェックし、音色やバランスを確認しながら、ツィーター固定角度を調整します。
3wayスピーカー交換完了。
86後期型(KOUKI)での3wayスピーカー交換、完了です。
見た目の変化は、ダッシュボード上グリルにあるツィーターが追加されたのみです。
音はいかがでしょうか?
全体的にボンヤリしていた音が、しっかりシャッキリした音になりました。
低音はしっかりビシッと鳴るようになりましたし、高音もクリアで気持ち良く伸びる高音です。
ボーカルや楽器の音も、リアル感高いです。
ドライブも、より一層楽しめることでしょう。
お客様からご感想などをいただきました。
Q:当店へご依頼される前、どんなことをお考えでしたか?何にお困り、お悩みでしたか?
A:オーディオの音をシャキッとさせたい。
Q:何がきっかけで当店を知りましたか?(インターネットの場合は、どのように検索されましたか?)
A:インターネット 86,デッドニング,ショップ ショップを見ていくとデッドニングがすべてではないと書いてあるところがあり、気になってくわしく見た。
Q:当店を知って、すぐご依頼いただけましたか?しなかったとしたら、どんな不安がありましたか?
A:来店して、すぐ依頼しました。
Q:量販店を含む他店があるにも関わらず、何が決め手となって、当店へご依頼いただけましたか?
A:デッドニングしたいと思っていたが金額が多く必要なためデッドニングがすべてでは無いと説明されていた為。
Q:実際にご依頼いただいて、いかがですか?(できるだけ具体的に教えてください。)
A:十分 満ぞく(満足)しました。
長野県飯田市からお越しのI様、ご依頼ありがとうございました。
86/BRZでの音質向上、お気軽にご相談ください。
86(ZN6)/BRZ(ZC6)でのオーディオ音質向上は、バリエーション豊富ではありますが、前期後期グレード問わず、お気軽にご相談ください。
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