30アルファードJBL車スピーカーとサブウーハー交換

30系アルファード最高級仕様エグゼクティブラウンジ
現行(2017現在)30系アルファードメーカーオプションナビ付き車ですと、JBL製プレミアムオーディオが装備されます。

30系アルファードメーカーオプションナビ
高価なオプションではありますが、残念ながらご希望に沿わない音とお感じになられる方が多いようです。

純正ナビ等の機能を削除せずに、音だけ良くします。

30系アルファードエグゼクティブラウンジ標準装着のパノラミックビューモニター
弊社では、純正ナビの機能は無くさずに、音を良くする取り組みを行っております。

主には、スピーカー交換とサブウーハー追加が多いです。

お電話でのお問い合わせで、「クラリオン製北米スピーカー交換とパイオニア製サブウーハー追加をお願いしたい」と指名買いのご依頼をいただきました。

弊社のブログなどを細かくチェックされておられるようで、ご自分なりのご希望仕様が見えておられたようです。

音のチェックをして、ダメな具合をチェック

作業前に純正状態で音を聴いてみますと、ナビに入っていたのはB’zの懐かしいCD「Presure」です。
個人的にも好きなアルバムで、なぜか2回買っています。

曲が好きなだけに、出てくる音の残念な具合に、悲しくなってしまいました。

もしかしたら、トヨタの設定としては、クラシックとかなら合うのかもしれませんが、少なくとも稲葉さんのボーカルや松本さんのギターには合いませんでした。

スピーカー交換は、システム解析していないと不可

早速ですが、スピーカー交換に着手します。

注意点ですが、このブログを見て、JBL付き車に市販されているスピーカーをそのまま付けてしまいますと、高音と低音だけになってしまい、酷い音になってしまいます。

どこからもボーカルが出ない状態です。
B’zなら、稲葉さんが消えてしまいます。

30系アルファード純正JBLスピーカー
ドア内装を外して純正JBLスピーカーを外します。
口径は大きいですが、ロクロク音が出ていません。

弊社では、このシステムのどこからどの音が出ているかを把握しておりますので、何をどこへどのように取り付け・接続するかは承知しております。

同じスピーカーでも、硬い取り付け台座で、音質をより良く

30系アルファードスピーカー交換後
ドアスピーカーは弊社イチオシの鉄製台座でガッチリ固定します。

木製では、せっかく振動してくれているスピーカーからの音が受け止めきれないのか、鉄製とは音質の差が出ます。

聴き比べると、音色自体や表現力が違います。
人の声が、より人の声に近い音で聴こえます。
スピーカー本体ではなく、台座の材質だけで音が変わりますので、侮れません。

ネジ固定を甘く見てはいけない。「締結」がベストです。

もちろん固定用のネジ締め付けはしっかり行わないと、硬い鉄製台座を選んだ意味が無くなってしまいますので、「これでもか!」と締め付けします。

アルファード/ヴェルファイアの場合、弊社取り付けでは裏側にナットがありますので、表側のドライバーだけでなく裏側からはスパナで両方から締結します。

使う機材が同じなのに、付ける人によって音が変わるのは、締め付け度合いにもよるのです

木材では、強く締めつけすると座屈して(台座自体が凹んで)しまったり、ネジ穴がダメになってしまいますので、可能な限り採用したくありません。

30アルファードスピーカー交換後
ドアスピーカー交換後でも純正と見た目は変わりません。

ツィーターは運転に邪魔にならない見える位置が音としてベター。

高音専用のスピーカー=ツィーターは、純正位置に隠すことも可能ですが、可能であれば外に出した方が良好な音になりやすいです。

30系アルファードツィーター追加後
目立たず、音が良く、運転の視界に邪魔にならない位置として、Aピラー直後の三角ガラス付近に装着します。

出てくる音を聴きながら、耳の位置に合わせて角度調整します。

全体の音の土台は低音から。サブウーハーは可能であれば追加。

スピーカー交換のみでは、若干低音が不足気味に聴こえます。

純正のモワモワした低音が無くなってスッキリした低音になるせいもありますが、サブウーハーを追加すれば低音不足が解消される上に迫力が大きく増します。

ガソリン車の場合は助手席下に取付可能ですが、今回の車両はハイブリッド、しかも最高級仕様の「エグゼクティブラウンジ」です。

30系アルファードエグゼクティブラウンジ車でのアンプ内蔵サブウーハー追加
助手席下にスペースがないため、センターコンソール後ろに置く形にしました。

乗員からは遠くありませんので、しっかり効果はありますし、7人乗りでセカンドシートは2人でキャプテンシートなので、邪魔になりません。

サブウーハーの電力はバッテリーから直接

低音は電力が必要になりますので、電源はバッテリーから直接接続します。

電力が不足すると、たまに低音が出てこないタイミングが発生しますので、「せっかくノリノリだったのに、肩透かしみたいに「ガクッ」と残念な感じになっちゃった」なんてことも十分有り得ます。

せっかくお金を掛けて追加しても、ガッカリさせては申し訳ありませんので、しっかり手間を掛けさせてもらいます。

バッテリーは、ガソリン車ではボンネット内、ハイブリッド車では一番後ろの左側にあります。

施工後の音は、調整前でも違いが分かる。

サブウーハーの接続が終わったタイミングでお客様が周辺散策から戻ってこられました。

リヤハッチを開けて座って待たれていて、調整前の試験的に出していた音で「おおっ良くなった!」とお感じになられていたようです。

サブウーハーの音量調整も行って聴いてみますと、稲葉さんの声と松本さんのギターが気持ちよいです。

そういえば最近B’zのニューアルバムが発売されたような?

現行(30系)アルファード/ヴェルファイア純正メーカーオプションナビJBL付き車で音が気に入らない方、ご相談から承ります。

この内容なら、朝9時頃開始で夕方に仕上がる日帰り作業です。

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